1963年11月に創立してから半世紀、東京エレクトロンは変化の大きい業界の中で、技術革新を繰り返しながら、時代とともに成長を続けてきました。創立50周年の節目に当たる2013年には、次の時代や事業環境の変化を見据え、創業時に制定された当社の原点である「経営理念」を改定しました。同時に、私たちの存在意義、社会的使命を新たに「基本理念」として定義し、明文化しました。
東京エレクトロンの企業理念は、企業として果たすべき使命とその実現に向けて、大切にする価値観や具体的な行動のあり方などを表す、4つの要素によって構成されています。その中で、基本理念および経営理念は、企業活動の拠り所となる基本的な考え方を示す最上位概念として位置づけられます。
基本理念
基本理念は、東京エレクトロンの存在意義、社会的使命を定義したものです。企業活動の拠り所となる最も基本的な考え方です。
経営理念
経営理念は、基本理念を実現するために、東京エレクトロンが大切にする経営の規範を8つの項目で明示したものです。
利益について
社会や産業の発展に貢献すべく、利益の追求を重視し企業価値の向上を目指します。
事業分野について
エレクトロニクスを中心とする最先端技術分野において、高品質な製品を提供し市場をリードします。
成長について
技術革新に常に挑戦し、事業拡大と市場創出により継続的な成長を図ります。
品質とサービスについて
顧客の満足と信頼を得るために真のニーズを理解し、品質とサービスの向上に努めます。
社員について
社員は価値創出の源泉であり、創造性と責任感と強いチームワークで情熱をもって業務に取り組みます。
組織について
個々の能力を最大限に発揮し、企業価値を最大化する最適な組織を築きます。
安全と健康と環境について
事業に関わるすべての人々の安全と健康、および地球環境への配慮を第一に考えて行動します。
企業の社会的責任について
企業としての社会的責任を自覚し、社会から高く評価され社員が誇りを持てる企業であるよう心がけます。
TELバリュー
2006年4月に、東京エレクトロングループの価値観および行動規範となるものを「TELバリュー」として策定しています。「TELバリュー」を世界中のグループ社員と共有し、未来に向けての新たな成長の原動力にしていきます。
TELバリュー 私たちが大切にしたいこと
誇り
私たちは、自らが誇りを持てる高い価値を持った製品・サービスを提供します。
チャレンジ
私たちは、世界No.1をめざし、新しいこと、人のやらないことにチャレンジします。
オーナーシップ
私たちは、オーナーシップを持って、考え抜き、やり抜き、やり遂げます。
チームワーク
私たちは、お互いを認め合い、チームワークを大切にします。
自覚
私たちは、社会の一員としての自覚を持ち、責任のある行動をします。