1 半導体とは?

導体とも絶縁体とも違うもの

物質は電子を通す「導体」と電子を通さない「絶縁体」、そして、ある条件によって電子を通す「半導体」に分かれます。「導体」「絶縁体」「半導体」の違いを説明するのに判りやすいのはバンドギャップの幅の違いです。
バンドギャップとは電子が存在することのできない領域(禁制帯)のことです。電気を通す、通さないは電子が移動することができるかどうかによります。バンドギャップが無い「導体」の代表は鉄、銅、銀、金、アルミニウムなど金属系の物質。電子が簡単に移動できるため、電気を通すことができます。逆にバンドギャップが大きい「絶縁体」は油、ガラス、ゴム、セラミックに代表されます。バンドギャップが大きいために電子が移動できずに電気が流れません。「半導体」はバンドギャップが小さく、「半導体」に不純物を混ぜることで電子や空孔の流れを制御することができます。

半導体の原理

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