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「スマートシティ」キーワード

アグリゲーター

エネルギー供給者からエネルギーを集めエンドユーザーへ配信を行う事業者。

ECHONET規格

日本の大手家電メーカーなどが設立したエコーネットコンソーシアムが提唱している、家庭内の電灯線や無線を通して、様々な家電製品を制御するネットワーク規格

系統制御 / 系統電力

安定した電力供給を実施するため,発電から送・配電設備を経て需要家に至る電力系統を多数密接に連結して,総合的に運用するよう,電圧・周波数等の制御や,水火力発電所の経済的負荷配分などを行うこと。

計量法

計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保することを目的とする日本の法律であり、経済産業省が所管する。

KNX / ZigBee

ネットワーク通信プロトコル(取り決め)。KNXはインテリジェントビル向けである。ZigBeeは家電向けの短距離無線通信規格の一つで、低速で転送距離が短い代わりに、安価で消費電力が少ないという特徴を持つ。

コージェネレーション

発電時に発生した排熱を利用して、給湯、空調などに利用する熱エネルギーを供給する仕組みのこと。従来の発電システムでは発電後の排熱は失われていたが、コージェネレーションでは高効率利用が可能となる。

スマートメーター

通信機能を備えた電力メーターで、電力会社とデータをやり取りしたり、家電製品とつながって電力を制御したり、消費者に現在の電力料金や使用量を伝えたりするための装置。

スマートタップ

電力測定機能と通信機能を内蔵する高機能コンセント。

自律分散型エネルギーシステム

これまでの集中管理型エネルギーシステムの対置語。全体を統合する中枢機能を持たず、自律的に行動する各要素(分散型電源など)の相互作用によって全体として機能するエネルギーシステムのこと。

デマンドレスポンス(需要応答)

電力系統の需要に応じて、電力事業者側でユーザー側の電力消費を制御する方式。ピーク需要時に応答してユーザーが電力消費を低減したり、他のユーザーに余剰電力を供給したりする。

電力カラーリング

電力がどの電源から送電されているかを識別し由来別に制御する方法。

ネオジム磁石

ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つ。永久磁石のうちでは最も強力とされている。1984年に日本の住友特殊金属(現、日立金属)の佐川眞人らによって発明された。

ネガワット取引契約

電力需給が逼迫(ひっぱく)しそうな日を電力会社が予測し、買取価格を提示して必要な削減量を公募する仕組み。

ネットワークの自律分散化

ネットワークシステムで個別端末(ノード)が相互に存在を認識し、必要とされる情報の交換を行うこと。

発送電分離

電力供給において発電事業と送電事業を切り分け、それぞれ別の企業に運用させること。発電会社と送電会社にそれぞれ事業を分担させること。

パワー半導体

モーターや照明などの制御や電力変換などに用いられ、電力用半導体とも呼ばれている半導体のこと。扱う電圧や電流が大きく、次世代型はダイヤモンドに次ぐ硬度の炭化ケイ素(SiC)を基板に使うのが特徴。

ピークカット

夏の冷房、冬の暖房などによってできる電力需要のピーク(頂点)を低く抑えること。

PLC(電力線通信)

家庭内の電気配線を使う通信方式で、家電をコンセントに指すだけで通信可能になる便利さがある。

分散型電源

比較的小規模な発電装置を消費地近くに分散配置して電力の供給を行う機械やその方式。

リチウムイオン電池

正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う2次電池。電極材料には様々なものが使われるが、正極に炭素(グラファイト)、負極にコバルト酸リチウムを用いることが多い。