TOKYO ELECTRON LIMITED

中国における製造拠点の新設について

東京エレクトロン株式会社(東京都港区、社長:竹中 博司)は、中国江蘇省において新たにフラットパネルディスプレイ(FPD)事業の製造拠点を新設することとなり、本日現地において投資協議書の調印式を執り行いましたのでお知らせ致します。


1. 設立場所・面積
昆山経済技術開発区・面積352千㎡
上海近郊に位置する昆山市は、FPD産業育成の重点地区として政府から指定されています。
(「国家パネルディスプレイハイテク産業化基地」)

2. 目的
従来よりFPD製造装置、および保守部品の製造は日本国内にて行っておりましたが、昨今の中国における製造装置需要の高まりに対して、より迅速な対応を行うことを主眼として、現地に新会社を設立することと致しました。当初は定期補修などの業務から始め、将来的には装置の改造および一部製造等を行うために、この度、土地使用権を取得し、現地に工場を建設致します。
今後も、日本拠点において差別化技術の開発を継続させながら、拡大する中国市場において柔軟に対応し、競争優位性を強化してまいります。

3. 新会社および工場建設の概要(予定)
2011年1月 新会社設立
 (1)会社名: 東電光電半導体設備(昆山)有限公司 (中文)
  Tokyo Electron Kunshan Limited (英文)
 (2)董事・総経理: 黒野 洋一
2011年3月 建屋着工
2011年9月 建屋竣工