セールスエンジニア(営業)
林 曉慧LIN HSIAOHUI
TFF営業部 韓国グループ 2007年入社 外国語学専攻

中国語・日本語・英語が堪能な林 曉慧さん。大学院で日本語の研究をするために来日し、新卒でTELに就職。
現在は中堅社員として営業の第一線で活躍しています。

「やってごらん」から
勝ち取ったビジネス。

入社以来、半導体製造における成膜工程で使われる装置の営業をしています。文系出身のため、入社後は技術分野の教育をしっかり受け、2年目から実務につきました。最初に担当したのは東日本エリア、その後5年間は台湾・中国を、2年前から韓国のお客さまを担当しています。

半導体製造装置の営業は、まずお客さまのニーズやビジネス動向をヒアリングして、どのような装置や技術が求められているかを調査するところからスタートします。その上でお客さまに製品を売り込みに行きます。場合によってはお客さまから今までにはない新しい装置の依頼を受け、社内のマーケティング部やエンジニアとチームを組んで開発プロジェクトを立ち上げることもあります。お客さまへの提案から、試作機の設置と検証、実際に装置が納品されて売上が成立するまでに1年以上かかることも決して珍しくありません。装置の開発・導入には億単位の金額がかかるため、必然的に長い月日を要します。

台湾・中国エリアを担当していたときに、それまでTEL製品の導入実績のなかったお客さまから「競合他社の製品を使っているが、実際はこんな技術がほしくて困っている」という声を聞きました。納期までに半年しか時間がなかったのですが、上司に相談したところ「やる気があるのだから、やってごらん」と背中を押していただいたのです。すぐにチームを組んで技術検証を繰り返し、お客さまとも毎日のように打ち合わせをしました。そして、納期ギリギリの半年後に装置が完成。競合他社の装置に代わり、当社の装置を採用していただくことができたのです。さらにこの装置がきっかけとなって、他の製品への問い合わせも増え、より広いビジネスにつながっていきました。

お客さまから依頼を受けた当初は、まさか他社製品からの入れ替えが実現できるとは思いませんでした。それだけに、チーム一丸となって頑張った成果が出たときは嬉しかったですね。これも私に時間とチャンスをくださったお客さまをはじめ、背中を押してくれた上司や、完成まで一緒に粘ってくれたチームのメンバーなど、人とのつながりがもたらしてくれたものだと感謝しています。責任は伴いますが、こうした億単位の大きいプロジェクトを任せてもらえることが、TELでの営業の醍醐味だと思います。

ダイバーシティが実現した、
働きやすい職場環境。

現在所属しているグループは、リーダー1名、私を含めた営業4名、そして営業をサポートするアシスタント6名で構成されています。営業5名のうち女性が2名で、それぞれ国籍も違います。TELで10年働いてきて感じるのは、多様性が尊重されているということ。オフィスでは普段から英語や日本語、中国語が飛び交っていて、性別や国籍に関係なく仕事ができる環境が整っています。

いまは韓国のお客さまを担当しており、だいたい2週間に1回のペースで韓国へ出張します。月曜日の朝に赤坂本社へ出社して、グループミーティングを開いて営業メンバー内の状況を共有し、その夜のフライトで韓国へ。日本に戻ってくるのは金曜日の最終便というパターンが多いです。出張でお客さまを訪問するときは、一人で行くこともありますし、エンジニアやマーケティング部に声をかけて同行してもらうことも。その都度、ベストな人員を自らアサインして行動しています。

私の場合は、家族が台湾に住んでいるので、日本では会社の同僚や先輩が家族のような存在です。プライベートで困ったときにサポートしてもらうこともありますし、週末には皆でバーベキューをすることもあります。私は「日本酒の会」に入っているので、週末に美味しい日本酒を楽しむことも。月曜から金曜日にしっかりと働けるのは、プライベートが充実しているからだと思います。

若手社員を引っ張っていける、
力強い存在になりたい。

半導体製造における技術進化のスピードは速く、今現在取り扱う技術は、私が新人だった10年前と比べると相当進んでいます。さらに3年先、5年先につくり出そうとしている技術はもっと進んだものになるでしょう。営業という立場だからこそ常に学ぶ姿勢が必要ですし、分からないことは周囲に聞いたりアドバイスを求めるようにしています。

かつて先輩から「営業に必要なのは、誰に相談をすればよいか、誰に助けを求めたらよいかの引き出しを増やすこと」とアドバイスしてもらいました。課題が大きければ大きいほど一人で抱え込まず、必要なタイミングで必要なヘルプを受け、解決の糸口を探るよう心がけています。そのためには、日頃のコミュニケーションが重要。私はできるだけ社内の開発部隊に足を運び、エンジニアと顔を合わせて話すようにしています。

私の目標は、営業を究めることです。いろいろな国・エリアの営業を経験し、将来的には、営業分野を統括する立場で若手社員を引っ張っていければと思います。私が上司や先輩からのアドバイスに助けられてきたので、私も後輩にアドバイスできるようになれたらいいですね。そのためにも、技術やマーケティングなど営業職以外の分野についても積極的に学び、経験を積んでいきたいと思います。