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高木 純子JUNKO TAKAGI
TEL経営戦略室コーポレート戦略企画グループ 1997年入社 法学専攻

入社以来、知的財産部、コーポレートマーケティング部、そして現在の経営戦略室で経験を積んできた高木さん。2016年からはグループリーダーとして、4人のグループメンバーを率いています。

一般職から総合職に。
経営戦略の最前線に立つ。

私がTELに入社して最初に配属されたのは知的財産部で、特許や商標の業務に携わりました。一般職としての入社でしたが、機密情報管理担当者としてセミナー講師を務めたり、ヨーロッパ各国へ出張したり、若い頃から大きな仕事を任せていただきました。こうした経験を積む中で少しずつ自信がつき、入社5年目にキャリアアップのために社内試験を受けて総合職になりました。

その後はマーケティング部に異動し、市場調査や国際展示会などの企画・運営を担当。2010年からは経営戦略室に配属となり、市場調査や、各種重要会議の運営、そして企業価値向上のための施策立案などを行なっています。TELには、2030年を見据え未来技術を展望した「テクノロジービジョン」というものがあります。経営戦略室では、このような会社が立てたビジョンに基づいて、中長期にわたり持続的に発展するための戦略や計画を立てています。

これまで担当した仕事の中で一番記憶に残っているのが、アメリカ・ボストンの企業の買収です。当時TELが未開拓だった市場で高い実績のある企業を買収する提案をおこなうため、経営戦略室やマーケティング部のチームで議論を何度も重ねました。グループメンバーとはTELの発展のためにはこのM&A(企業の合併買収)は必要であるという信念で繋がっていましたが、時間や金額の制約により実現が難しい状況に追い込まれ、プロジェクトの実現をあきらめかけたそのとき、当時の上司が「会社の将来的な発展を考えて、若い社員たちが必死に頑張っている。その信念に真剣に向き合うのも上に立つ者の仕事なのでは」と役員の方々を説得してくれたのです。その言葉に後押しされ、メンバー一丸となって取り組んだ結果、約200ミリオンドル(当時の日本円で約160億円)の買収を実現することができました。結果や責任が問われるシビアなM&A業務において、若手社員の思いを大切にしてくれた上司や役員にはいまでも感謝しています。

大好きな「風通しの良さ」を、
次世代へと伝えたい。

2016年からはグループリーダーになり、個ではなくチームの成長・成果を考えるようになりました。M&Aの際にフォローしてくれた上司のように、メンバーが情熱をもって仕事に取り組み、最大限の力を発揮できるような環境づくりを心掛けています。

グループ内では、毎週1回のミーティングをおこなう他、不定期で個別に時間を取り、仕事の進捗確認や新たにチャレンジしたい業務について話しています。メンバーとは、一緒にランチに行ったり、仕事に一区切りついたタイミングで声をかけて飲みに行くこともあります。

私は、TELの風通しの良さが大好きです。TELには、若い人でも遠慮せずにどんどん発言できる環境があります。また経営層との距離も近く、若手社員でも社長や会長と直接話をする機会もあります。今後、TELはグローバルカンパニーとしてさらなる成長が求められていますが、欧米企業のようなトップダウン文化ではなく、下からでも意見の言えるような風通しの良い文化を守っていきたいと考えています。

変化を恐れない。新たな成長で
世界No.1を目指す。

管理部門のおもしろさは、会社全体を俯瞰的に捉えて、何が最適な選択なのかを考えられる点にあると思っています。

創業時のTELは半導体製造装置の輸入がメインの商社でしたが、お客さまのニーズに応えていく中で半導体製造装置メーカーに転じ、競合に先んじて海外にも積極的に進出しました。TELは変化を柔軟に受け入れ、それを楽しみながら成長してきた会社です。私が担当してきたM&A業務も、TELの企業価値向上のための選択肢のひとつですが、より一層の成長のためには何よりも、会社を支える社員一人ひとりが自分の仕事に誇りとやりがいを持ち、世界No.1を目指し一丸となって取り組むことが重要だと思っています。経営をサポートする立場から、これからもその環境づくりに全力で取り組んでいきます。そして私自身も、変化を恐れずに、これからも常に挑戦し続けていきたいと思っています。