TEL BPの事業紹介

物流事業

物流において、資材の調達から保管、製造、納品にいたるまでの全体最適化を意味するロジスティクス。

東京エレクトロン(TEL)BPが提供する物流サービスには、大きく分けて完成品の半導体製造装置をお客さまの工場へ届ける装置物流、製造のための原材料の供給を行う資材物流、装置メンテナンスの部品をお客さまに供給するパーツ物流があります。数十トンの装置からグラム単位の部品までを取り扱うにあたり、半導体業界の物流ならではのノウハウを蓄積しています。

たとえば、半導体の製造現場は目に見えないわずかなホコリも進入させないクリーンルームとなっており、装置物流において、その特殊な条件下で装置の搬入や設置を実行するには、専門技術・専門知識が必要不可欠です。輸出では、長距離の空輸・海運に適した特殊梱包を行い、海外のお客さま先への輸送に対応しています。

資材物流では、蓄積データをもとに作業スタッフ・レイアウトの効率的な配置を考え業務を改善し、より確実で迅速な作業を可能にするシステムを構築するなど、物流精度の向上を日々追求しています。

また、半導体製造装置は受注生産であり装置ごとに仕様が違うため、社内外から多くの力を結集して、数ヶ月を要して製造されます。パーツ物流では、破損などの事故を生じさせないことはもとより、販売した装置がお客さまの工場でベストな状態で稼動できるよう、24時間の部品供給体制を敷いており、顧客第一主義を徹底しています。

物流に求められるのは、コスト削減やリードタイム短縮はもちろんのこと、品質管理や流通過程における中間加工など、多様化・高度化したニーズに対応する物流設計です。物流は工程を組み替える事でロスの削減や利益幅の拡大にトライ出来るばかりでなく、今までに供給できなかったタイミングで供給が可能となれば、その効率化された時間を使って、未来への新しい可能性へチャレンジする事が出来ます。全国に配置された生産・物流拠点に対し、物流をあらゆる視点から検討する事で、最適物流体制の構築を目指しています。

工場施設管理事業

TELグループの製品である製造装置が最先端であるならば、それらを開発・製造する工場もまた最先端でなければなりません。工場や研究施設をはじめとしたTELグループの事業所において、電気・ガス・空調・水などのインフラを整え、各々の設備の能力を最大限に発揮させ、工場の生産能力を最大限に引き出します。同時に、そこで働く技術者がいかんなくその能力を発揮できる設備環境を提供することが、施設管理の事業となります。

生産システムはコンピューターネットワークを活用した情報処理により運用・制御・管理されており、クリーンルームの安定が半導体製造装置の製造に必要な清浄度を保ちます。電源装置や受電装置など、電気系統のコントロールは施設管理の最も重要な部分であり、工場で電源システムがダウンするようなことがあれば甚大な被害が生じます。落雷や積雪などの自然災害、あるいは他の大規模工場の工事に伴う電源切り替えで発生する電圧変動などに対し、適切な対応が求められます。

また、環境への関心は世界的に高まっており、省エネルギー対策に関する法規制は厳しさを増しています。原子力発電の抑制による電力不安にも対応し、安定的な工場運営の維持を図るため、太陽光発電などクリーンエネルギーを導入し、自家発電能力の増強に取り組んでいます。