MAGIC
MAGIC市場とは?
デジタル化の進展、地球環境保全という世の中の大きな潮流において、半導体は一段上の成長フェーズに入りました。スマートフォンやPC向けなどの最先端領域に加え、今後、本格的に普及するメタバース、自動車のEV化、自動運転レベルの進展、デジタルトランスフォーメーション(DX)およびグリーントランスフォーメーション(GX)の推進に伴うIoTやコミュニケーション向けデバイスなど、さまざまなアプリケーションに対応した半導体の多様化が進んでいます。
TELは、多様化する半導体をMAGIC(Metaverse, Autonomous Mobility, Green
Energy, IoT & Information,
Communications)市場と位置づけ、最先端領域で培った技術と豊富な出荷実績に基づく経験を生かしたソリューションを提案しています。
TELのソリューション
大規模な演算処理を伴う高度なアプリケーションの発展に伴い、ウェーハの微細化および大型化が進み、半導体は高度化かつ複雑化しているのに加え、役割に応じて従来技術を応用した多様化が求められています。
TELは幅広い製造装置のラインアップを展開し、半導体の技術革新に貢献しています。同時に、TELがMAGICと定義する市場に向け、多様化する半導体に沿った多様なソリューション、製品ラインアップを提供することが可能です。
Power Device (Si / SiC / GaN)
- Autonomous Mobility
- Green Energy
EV(電気自動車)、HV(ハイブリッド車)、自動運転技術、太陽光などの再生エネルギーに代表されるより大きな電力・電流・電圧の制御が必要とされる分野で活用されている。パワー半導体の基板材料は従来のシリコン(Si)から、炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)の普及が見込まれ、さらなる高性能化、高効率化が求められている。
Micro Display
- Autonomous Mobility
- IoT & Information
AR (拡張現実)、VR (仮想現実)、MR(複合現実)などのメタバース空間で使用されるヘッドマウントディスプレイに代表されるXRデバイスの他、自動運転の普及に伴い車載ディスプレイでの用途が拡大。微細な構造を活用することで、小型・軽量で電力効率に優れる。
Waveguide
デジタル映像と現実世界の景色を融合し、映像として人間の視界に届ける。従来のヘッドマウントディスプレイと異なり、AR(拡張現実)グラスに代表されるようにデバイスの小型化・軽量化を可能にする。
RF
- Autonomous Mobility
- Green Energy
- IoT & Information
- Communications
ウェアラブルデバイス、ワイヤレス通信機器の用途拡大に不可欠な環境負荷が低く、高い電力効率と通信環境を実現する高周波(RF)アプリケーションデバイス。PC、スマートフォンから、AV機器全般、自動車、FA機器、通信、社会インフラ関連まで幅広い用途がある。
CIS
- Autonomous Mobility
- IoT & Information
- Communications
CMOSセンサー技術を使用した低消費電力のイメージセンサー。CCD(電荷結合素子)の約1/10の消費電力で動作し、単一の電圧で稼動できること、周辺回路を一体化できるメリットを持つが、一般的に高画質化が難しいと言われている。携帯電話やWebカメラなど、比較的低価格なデジタルカメラでよく使われる。
Si Photonics
- Autonomous Mobility
- Green Energy
- IoT & Information
- Communications
世界中で増大するデータ通信量および消費電力に対応する技術として、光で情報を伝達することで、データの高速処理、デバイスの小型化、消費電力の低減が可能。
Display
- Autonomous Mobility
- Green Energy
- IoT & Information
- Communications
日常生活に欠かせないテレビ、パソコン、スマートフォン、モバイルミュージックプレイなどのあらゆる電子機器に搭載。薄型化、高精細化、高輝度化、高色再現性など、絶えず技術革新が進んでいる。