TOKYO ELECTRON LIMITED
Material issues

マテリアリティ

当社はビジョンの実現による基本理念の実践を通じ、中長期的な利益の拡大と継続的な企業価値の向上を目指す上で、優先して取り組むべき重要事項をマテリアリティとして位置づけ、毎年見直しをおこなっています。またマテリアリティを軸とした事業活動によるバリューチェーンの展開を通じて、新たな価値の継続的な創出に努めています。

マテリアリティの特定プロセス

環境分析・課題の抽出 社会における課題やSDGsの取り組み状況、事業を取り巻く環境、ステークホルダーとのエンゲージメント結果*¹、また当社の事業活動における重要リスク*²などを分析し、マテリアリティ候補となる課題を抽出しました。

  • 社会における課題
  • 気候変動、人権問題、貧困、教育の格差、国家間紛争や地政学上の対立、移民と難民問題、サプライチェーンマネジメント、技術と倫理、サイバーセキュリティ、物価高騰など

  • 事業を取り巻く環境
  • AIの発展を中心とするデータ社会への急速な移行に伴う半導体および半導体製造装置市場のさらなる拡大、地球環境保全への対応、人権尊重の取り組み、コーポレートガバナンスのさらなる強化など
優先順位付け・マッピング 抽出した課題について、優先順位づけをし、ステークホルダーへの影響や関心を踏まえた「企業が社会や環境に与える影響度」と、継続的な企業価値の向上を見据えた「当社の業績や企業価値への影響度」との二軸で(ダブルマテリアリティ)評価を実施し、マッピングをおこないました。




 
マテリアリティの特定 CEOが参加するコーポレートオフィサーズ・ミーティングにおける討議と決議、取締役会での報告と承認を経て、重要事項と評価した課題をマテリアリティとして特定しました。
加えて、継続的な企業価値の向上に関する重要指標*³や主要な16 のリスク項目との関係性、取り組むSDGsについて確認をおこないました。
また、バリューチェーンとマテリアリティの関連性を整理しました。
 

マテリアリティの特定にあたり、そのプロセスの検討については第三者である専門家の助言を受けています。

ステークホルダーエンゲージメント参照

リスクマネジメント参照

統合報告書2025「継続的な企業価値の向上に関する重要指標」参照

特定したマテリアリティ

マテリアリティ 当社におけるインパクト 社会におけるインパクト  主な取り組み 関連するSDGs
Climate Change and Net Zero

気候変動とネットゼロ
ネットゼロの達成に向けた事業活動や製品・サービスにおける環境負荷の低減 気候変動リスクの低減と技術・人材・産業などにおける新たな機会の創出
Product Energy Efficiency

製品の環境性能
製品の環境性能強化およびプロセス性能との両立による製品競争力の向上 環境に配慮した製品の提供による地球環境の保全
Best Products with Innovative Technology

革新的な技術をもつ
Best Products
革新的な技術をもつ付加価値の高い製品の創出による優位性の確立 半導体の進化による技術革新の促進と社会の発展
Best Technical Service with High Added Value

付加価値の高い
Best Technical Service
お客さまの課題を解決する高度なフィールドソリューションの提供による事業機会の拡大 半導体製造における歩留まりや生産性の向上と装置稼働率の最大化
Customer Satisfaction and Trust

顧客満足と信頼
お客さまの唯一無二の戦略的パートナーとして相互利益を拡大 お客さまの価値創造や継続的な成長、産業のさらなる活性化
Supplier Relationship

サプライヤー
リレーションシップ
お取引先さまとの協業による付加価値の創出とサプライチェーンの安定化 サプライチェーン全体における健全性の維持や優位性の強化
Respect for Human Rights

人権の尊重
事業活動における人権リスクの低減・排除と、いきいきと活動できる企業文化の醸成 差別や不平等、労働や安全などの人権に関わる社会課題の解決
Employee Engagement

従業員の
エンゲージメント
価値創出の源泉である社員のパフォーマンスの最大化 リスクの低減やイノベーションの創出などによる経済成長の促進
Safety First Operation

安全第一の
オペレーション
安全を最優先とすることによる持続的なオペレーションを実現 社会基盤としての安全の構築
Quality Management

品質マネジメント
高度な品質マネジメントの実践による経営効率の向上 生産性の向上や環境負荷の低減などによるサステナブルな社会の構築
Compliance

コンプライアンス
法令・規制の遵守による安定的な事業運営と信頼性の向上 社会的責任の実践による社会の健全性向上
Ethical Behavior

高い倫理観に基づく行動
社会から高く評価され、従業員が誇りをもてる企業として発展 公正で秩序のある社会の形成
Information Security

情報セキュリティ
安全・安心にデータを活用できる環境を整備し継続的かつ確実に事業を展開 情報の利便性と安全性の確保による社会インフラの安定化
Enterprise Risk Management

エンタープライズリスク
マネジメント
事業上のリスクの適切な管理と対応によるレジリエンスの強化 リスクの排除や低減による経済や社会の継続的な発展