トップメッセージ

ステークホルダーの皆さまには、平素よりご支援、ご愛顧を賜り、心から御礼申し上げます。

近年、パリ協定の発効やSDGs(国連の持続可能な開発目標)、ESG(環境・社会・ガバナンス)などグローバルレベルで持続可能な社会の構築のための取り組みが繰り広げられています。企業においては、中長期的な視点をもって持続可能な社会の構築に寄与すべく、経営資源を有効に生かし、製品やサービスによりさまざまな価値を創造し提供していくことが求められています。

社会では、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)の時代を迎え、それに伴うビッグデータやAR*1・VR*2などの新規アプリケーション、人工知能の技術などが応用され、新たなビジネスモデルやライフスタイルの展開が期待されています。加えて次世代通信規格5G の導入計画を背景にそのインフラの整備も進んでいます。これらの動きを支えるのはまさに半導体です。またフラットパネルディスプレイ(FPD)の分野においても中小型パネル需要の拡大に加えて、大画面化や高解像度化、有機EL*3の普及、またデザイン性や応用領域の広がりを見せています。半導体やFPDは、社会インフラの中核を担うものとして新たな成長フェーズに入り、技術革新によるさらなる発展に期待が高まっています。

東京エレクトロンの基本理念は「最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献する」ことです。当社ではサステナビリティを重要な経営テーマとしてとらえ、実効性のあるガバナンスやコンプライアンスを確実に展開するとともに、事業を通じて社会課題の解決に貢献し、中長期的に企業価値を向上させていくことが重要であると考えております。事業活動により生み出された資金やバリューチェーンにおけるノウハウ、またグローバルレベルの人材、お客さまや取引先さまとの信頼関係など、貴重な経営資源を最大限有効に生かし、付加価値が高く競争力の強い製品やサービスにより社会における価値の創造に努めてまいります。2016 年度には、製品競争力の強化や顧客対応力の強化、また生産性の向上など当社の持続的な成長におけるマテリアリティ(重要分野)の再定義をおこないましたが、本年度もそれらに関連する短期及び中長期目標の達成に向けて、全社一丸となりさまざまな活動に取り組んでいく所存です。サステナビリティを重視した経営を推進していくことにより、これからも社会に必要とされ愛され、社員が誇りを持てる企業を目指してまいります。

東京エレクトロンは国際的な枠組みに沿ってサステナビリティマネジメントを推進すべく2013 年に国連グローバル・コンパクトに署名し、またSDGs の全社レベルでの取り組みをおこなっております。

今後とも、皆さまの一層のご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長・CEO

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*1 AR: Augmented Reality の略。拡張現実
*2 VR: Virtual Reality の略。仮想現実
*3 有機EL: 有機エレクトロルミネッセンス(organic electro-luminescence)の略。特定の有機化合物に電圧をかけると発光する現象のこと