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NEW高専ロボコン全国大会「もぎもぎ!フルーツGOラウンド」

東京(本社)

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東京エレクトロン(TEL)は、若きエンジニアが活躍する舞台「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(通称:高専ロボコン)」に協賛しています。

11月26日(日)、高専ロボコンの全国大会が両国国技館にて開催されました。高専生たちが自ら考え、仲間とともに製作したロボットでアイデアとパフォーマンスを競い合う全国規模のイベントです。今年度はコロナ禍前と同規模の開催となり、出場学生や応援団だけでなく、入場制限もなくなったため一般観覧者の熱気も両国国技館に帰ってきました。

今回のテーマは、「もぎもぎ!フルーツGOラウンド」、1台のロボットと、お助けアイテムで、床に置かれている角材ゾーンを乗り越え、コース2か所に設置されたロープゾーンを越え、様々な高さでつるされているフルーツをもぎ取るというルールです。地区大会では、角材やロープに苦戦するチームも多かったですが、全国大会では、地区大会から勝ち進んできた精鋭チームだけあって、角材の本数やロープの高さが全国大会仕様になっていても、ほとんどのチームがクリアしていました。

ただ、2分30秒という制限時間の中、自分たちのやりたいことを表現できるチームは限られていました。そのため、制限時間の後、膝から崩れ落ちる学生、茫然として何も話せない学生、そんなチームメンバーを懸命に支え励ます学生、負けて悔しくても退場する前にフィールドにお辞儀してから退場する学生の姿が、フルーツだけでなく、観客の心をもぎ取っていったのは言うまでもありません。

なお、東京エレクトロン賞は四国地区代表 阿南高専(徳島県)へ授与しました。

阿南高専 チームリーダー:谷 亜生彩(あおい)さんのコメント
「国技館という大舞台、しかも大観衆の中での競技は、とても緊張しました。地区大会,テストランで発揮できていたことが、全国大会で発揮できなかったのが残念です。この経験は非常に大きいものになりました。これを糧に、来年に向けてロボットの精度向上や課題解決を施し、頑張ります。」

今年度も、彼らの情熱・発想・技術力の高さが表現された大会となり、彼らの今後の活躍に期待が膨らみます。なおTELは、学生ロボコン・ABUロボコン(アジア地域の学生ロボコン)にも協賛しています。これからも幅広い「ロボコニスト」をTELでは応援していきます。

試合の様子(両国国技館)

阿南高専生徒と教職員の記念撮影(四国大会)

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