「知のフォーラム」は、「人が集い、学び、創造する、世界に開かれた知の共同体への挑戦」という設立趣旨のもと、東北大学が日本の大学で初めて本格導入した訪問滞在型研究センターで実施する研究プログラムであり、東京エレクトロン(TEL)は2013年の設立から全面的に支援しています。
プログラムを通じて当社の基本理念の実現や、未来の研究をリードする若手研究者のグローバル人材の育成にも貢献したいと考えています。
2023年9月14日~15日に知のフォーラムワークショップが開催されました。今年度はTELと東北大学の協働プログラム第2期の2年目となります。
【デジタル×サステナブル社会のデザイン】をプログラムテーマに据え、『森と海の縁(えにし)/ネットワークを創る』という題材で南三陸、東京、仙台の3拠点をオンラインでつなぎ開催しました。
架空の過疎地域の課題「地域社会の持続可能性」について拠点ごとに議論を交わしました。
人口減少による人材不足や少子高齢化を課題とし、解決策としてAIによるマッチングの促進やコミュニティ交流の活性化、海産教育による地域のブランディング等を挙げ、オンラインボードを使用したディスカッションが行われました。
様々な課題をデジタル技術で解決すると共に、対面のコミュニケーションやリアルの価値について多くの言及があり、コロナ禍を経て改めてリアルなコミュニケーションの価値の重要性を感じさせられる内容となりました。


東京(本社)