TEL Technology Center, America(TTCA)は、Tech Valley High Schoolと共同でキャンプ・イノベーションを開催しました。このグループは、7年生と8年生の生徒で構成されており、TTCAチームと一緒に半導体産業とTELの貢献について学びました。今年のキャンプのテーマはウェアラブル・テクノロジーでした。
この日は、スティーブ・コンシリオ氏による歓迎メッセージと基調講演から始まり、半導体技術、半導体の未来、そしてTEL、TTCA、そして次世代技術開発におけるTELの取り組みについて説明しました。
午前中は、生徒たちは3つのグループに分かれて、さまざまな体験活動に参加することができました。
最初のアクティビティでは、クリーンスーツの着心地を体験する機会がありました。クリーンスーツの背景にある技術や、なぜクリーンスーツがクリーンルームで必要なのかを学びながら、試着や写真撮影を楽しみました。クリーンスーツは、着用者だけでなくウェハーや機器も保護します。
2つ目のアクティビティは、拡張現実(AR)グラスとレゴを使用しました。生徒たちはHMTのメガネをかけながら、レゴタワーを作るという課題を与えられました。交代でビデオ・ヘッドセットを装着し、チームの他のメンバーから構造物の作り方を教わりました。また、ウェアラブル・テクノロジーのデモや、TTCAがARヘッドセットのようなツールをどのように活用し、世界中とリアルタイムで協力し合っているかも紹介されました。
最後に、生徒たちは回路を作ったり、ウェハーを含む様々な材料の導電性をテストしたりすることで、半導体とは何か、半導体がどのように機能するのかを学びました。
その後、生徒たちはTTCAのスタッフと交流し、技術や半導体、TELについて質問する機会を持ちましたが、生徒たちの質問の中には専門的なものもあり、TTCAのボランティアは驚いていました。TTCAでは、今後もこのイベントを継続し、未来のエンジニアの育成に貢献していきたいと考えています。

さまざまな素材の導電性をテストした参加者

クリーンスーツを試着する生徒達
北米