東京エレクトロン(TEL)は2020年度から、アジアの若きエンジニアが躍動する舞台「ABUロボコン」に協賛しています。今年度は、TEL が協賛してから初めての対面形式となり、13の国と地域の応援団や観客がカンボジアの会場に詰めかけ、熱気あふれる大会となりました。
今回のテーマは「Casting Flowers over Angkor Wat~アンコール・ワットに花々を~」。アンコール・ワットに見立てた複数のポールに、タイプの異なる2台のロボットで輪を投げ入れ、得点やスピードを競いました。希望する材料が手に入らず、苦労しているチームもありましたが、心魂を打ち込んで作成したロボットとチームワークによって、見る人に熱意や思いが伝わり、観客からの拍手で会場に花が咲いていました。
優勝とABUロボコン大賞は日本代表の豊橋技術科学大学で、応援団も自分の名前が入ったTシャツを着て、一丸となって戦っていた様子が印象的でした。TEL賞は、エジプトのアレクサンドリア大学に贈呈しました。アレクサンドリア大学は残念ながら得点できませんでしたが、1試合目では上れなかった坂を、2試合目で上ることができ、調整力の高さを見せてくれました。
アジア地域の学生たちの情熱・発想・技術力の高さがうかがえる大会となり、彼らの今後の活躍に期待が膨らみます。
TELは、高専ロボコン・学生ロボコン・ABUロボコンに協賛しており、これからも幅広い「ロボコニスト」を応援していきます。

東京(本社)