NEWキノコ栽培ワークショップ

Tokyo Electron Singaporeは、CSR活動の一環としてキノコ栽培ワークショップに参加しました。参加者はキノコの世界を紹介され、キノコが私たちや環境にもたらす素晴らしい恩恵について学びました。ワークショップでは、キノコが肉の代用品となり、タンパク質と栄養素を多く含むことを学びました。言うまでもなく、ある種のキノコの食感は肉に似ています。

ワークショップの第二部では、参加者たちがキノコ栽培キットを一から手作りする、というワクワクするような体験をしました。ワークショップ中に作られたキノコ栽培キットには、タモギタケとヤマブシタケの2種類ありました。ワークショップ中に使用された方法は、高性能の実験室機器と管理された温度および湿度が必要でした。しかし、参加者は家庭で簡単に入手できる段ボールやトイレットペーパーのチューブのようなシンプルな廃品を使用して、自分たちのキノコを作る方法も教わりました。これにより、参加者は廃棄物を減らすと同時に、それをサステナブルで食用にもなるものに変える素晴らしい機会とアイデアを得ることができます。

キノコ栽培キットは、ワークショップ後に参加者が栽培し成長させるために持ち帰られました。キノコの菌糸が袋の中に定着する様子から、菌糸が形成され袋の中に現れる様子、そして最終的には小さなキノコが芽を出す様子まで、すべての過程を目の当たりにすることができ、参加者全員にとって魅力的な体験となりました。2週目には、袋の内側から多くの結露と水滴が見られるようになります。これは、キノコが成長するために空気と水を取り込むべく、成長キットの袋を切る準備ができたことを示す兆候のひとつでもあります。参加者は、最も菌糸（白色をした生物体）が形成された場所に十字をマークし、袋を切り開くよう指示されました。

2週目から4週目にかけて、状況はさらにワクワクするようになります。キットによっては、参加者は袋から小さなキノコが成長していくのを見始めるはずです。数日のうちに、タモギタケとヤマブシタケは3倍の大きさに成長します。これは、これらの美しく実ったキノコが、食用として収穫できるようになった兆しです。

ワークショップでキノコの栽培キットを作っているとき、ファシリテーターがキノコを美味しく食べる方法は簡単だと教えてくれました。キノコをオリーブオイルで炒め、塩コショウをふりかけるだけで、キノコ本来の風味が引き立ち、楽しめます。

全体として、このワークショップは、植物由来の代替食品を選ぶことで、より持続可能な食習慣を身につける方法を参加者に教えました。私たちが選ぶ食べ物は環境に影響を及ぼします。キノコのような植物由来の代替食品に変えることで、二酸化炭素排出量の削減に貢献し、最終的には環境に良い影響を与えることができます。