世界の高校生たちが一堂に会して物理学の能力を競う、「国際物理オリンピック」が初めて日本で開催されました。
「国際物理オリンピック」は、1967年から世界各国で開催されており、第53回となる今回は、2023年7月10日(月)~17日(月)の期間、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターでおこなわれました。
世界およそ80の国と地域から387名の生徒が参加し、物理学の実験と理論の試験に挑みました。大会最終日の17日、閉会式が行われ、成績優秀者には金メダル(参加者の成績上位約8%)、銀メダル(次の17%)、銅メダル(さらにその次の25%)が与えられました。
本大会は、物理学に対する興味関心と能力を高め合うとともに、国際的な交流を通じて参加国における物理教育を一層発展させることを目的としています。科学・技術のあらゆる分野において増大する物理学の重要性、また次代を担う青少年の一般的教養としての物理学の有用性からも重要な国際イベントとなっています。
東京エレクトロン(TEL)は、本大会の趣旨に賛同し、ダイヤモンドサポーターとして支援するとともに、大会期間中は科学技術体験コーナーにおいて、半導体に興味を持ってもらうために、生徒たちとの交流をおこないました。

ノーベル賞受賞者による特別講演会

TELの科学技術体験コーナー
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東京(本社)