TOKYO ELECTRON LIMITED

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Tokyo Electron Taiwanが
Tainan Operation Centerを開設

Culture

2024年12月、Tokyo Electron Taiwanは台南サイエンスパーク内にTainan Operation Centerをオープンし、その完成を祝うセレモニーをおこなった。竣工式には、東京エレクトロン 代表取締役社長・CEO 河合利樹をはじめ、Tokyo Electron Taiwanの経営トップ、台湾政府関係者、建設会社ら多数の関係者が出席し祝辞を述べた。

Tokyo Electron Taiwanは、東京エレクトロン (以下:TEL)の子会社として1996年に台湾で事業を開始。桃園、新竹、台中、台南、高雄などに拠点を設立し、台湾の半導体産業の発展に貢献してきた。

Tainan Operation Centerは6階建て、使用可能面積は約35,000㎡、収容可能人数は1,000名の規模を誇る。半導体製造のパターニングプロセスにおいて、TELが強みとする連続する4つのキープロセスで必要とされる、成膜、リソグラフィ、エッチング、洗浄のプロセスに対応可能なエンジニアを擁している。日本におけるTELの最先端技術と連携し、半導体のテストやソフトウェア開発、実験などをおこなう「Testing Tech Lab」の施設や、リペアセンターも備える。また、安全第一のオペレーションを重視するTELグループの方針のもと、労働環境や作業時の安全性確保のさらなる強化のため、安全教育にも力を入れている。

建物は、スマートビルディングおよびグリーンビルディングのトップレベルの基準を満たす。中庭や400㎡の太陽光発電設備を備え、明るく開放的で省エネルギーな就業環境を実現した。デジタル社会の発展と地球環境保全の両立を重要視する「デジタルxグリーン」のコンセプトを反映し、TELグループの企業姿勢を体現した施設となっている。

Tokyo Electron Taiwan プレジデントRoger Changは、Tainan Operation Centerについて、次のようにコメントしている。「台湾は、世界の半導体産業において重要な存在であり、AI半導体の発展を牽引しています。今後もお客さまのニーズに沿った高品質のサービスを提供し、研究開発から量産まで 、お客さまにとって最も強力なパートナーでありたいと思います。また、地元の雇用機会の促進に加え、日々、仕事をするエンジニアにとってもモチベーションとなり、将来のイノベーション創出につながる場所にしていきたいと考えています。」


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