現場でお客さまと半導体製造装置を支える
TELのフィールドエンジニアの仕事について教えて!
People

半導体製造装置の立ち上げ、調整および改造、部品の販売を担う、東京エレクトロンFE。東京エレクトロン(以下:TEL)グループの最終走者として、お客さまと現場で接し、半導体製造の工程を支える「フィールドエンジニア」を抱える会社だ。
いわゆる装置のホームドクターとして活躍するフィールドエンジニアの座談会をおこない、仕事のやりがいや思いを語ってもらった。
プロフィール
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早川
勤続年数30年目の大ベテラン。夏でも冬でも、半袖がトレードマーク(この日は取材につき、作業着を着用)。 -

松村
入社8年目。現場大好き!場を和ませる癒し系。 -

李
入社3年目。将来が楽しみなロジカル&インテリジェント系エンジニア。 -

北村
入社3年目。ポジティブでエネルギッシュ。やる気に満ち溢れる。 -

奥野
入社3年目。持ち前の明るいキャラで、場の雰囲気を盛り上げる。
新たな出会いや学び、貢献の実感が私たちの喜び
TELグループにおけるフィールドエンジニアとは、どんな役割の仕事でしょうか?

早川
お客さまと直接関わりながら、TELの製品の保守点検やメンテナンス、トラブル対応、改造といった業務を担う仕事です。社内の各部門やグループ会社と連携し、お客さまに、日々滞りなく半導体製造装置を使っていただくためのサポートをしています。

李
工場との関わりが多く、業務の幅が広いのも特徴のひとつ。トラブル対応だけでなく、お客さまがつくろうとしているウェーハの製造技術を実現するため、装置の改造やプロセス構築にも携わります。
TELグループでフィールドエンジニアとして働くやりがいや魅力を聞かせてください。

奥野
さまざまな場に行けることです。国内外のさまざまな拠点を訪問するため、社内外の人と出会いが多いのがうれしいですね。地域ごとにお客さまの個性があったり、同じTELグループのフィールドエンジニアでも、仕事の進め方が異なったりするため、他拠点へ行くたびに学びがあります。

松村
私は半導体業界に20年近く在籍しています。TELグループのフィールドエンジニアになって8年目ですが、確かにまだまだ新しく知ることがたくさんあります。だからこそ、常に新鮮な気持ちで働けているし、まったく飽きません。それは、この仕事の大きな魅力だと思います。

北村
本当にたくさんの学びが得られる環境ですよね。僕のモットーは「なんでもまずやってみる」なのですが、新拠点の設立に携われる機会もありますし、チャンスが多い。半導体は最先端技術を牽引していく業界なので、日本の将来に貢献しているという喜びもあります。


李
競合もいる中、自分の提案が採用され、新しい装置を導入していただけたときにも大きなやりがいを感じます。導入後も、しっかりと装置をメンテナンスすることがお客さまの工程に影響するため、自分の仕事の重要性を感じる場面は少なくありません。東京エレクトロンFEには、その道何十年のエンジニアがたくさんいるため、装置に何かあったときはチームで解決に当たれますし、心強いです。

奥野
「フロントラインがいいからTELの装置を選んでいる」なんて言っていただけたときには、フィールドエンジニア冥利に尽きますよね。

北村
現場に実際に装置を見に行くことは、フィールドエンジニアにしかできませんからね。お客さまとTELの架け橋になる立場だからこそ、問題が解決したときには両者から感謝を寄せてもらえます。うまくいかないと、両方から厳しいお言葉をいただくこともありますが……(笑)。

早川
お客さまからの感謝は、やはり大きなモチベーションですね。私はチームのリーダーとして、顧客満足度をしっかりと高めた先で、売り上げ目標を達成できたときにも、大きな喜びを感じています。

「正確」「スピード」「安全性」どれもが不可欠
フィールドエンジニアとして働くなかで、とくに大変なことや難しいことは何ですか?

奥野
正確な答えを早く出さなくてはいけないことです。例えば、何かトラブルがあって現場に呼ばれたとき、お客さまは、いつからまた問題なく装置が使えるのかを早く知りたいと思っていらっしゃいます。でも、原因や対応にかかる時間が明確ではない場合、スピードを優先して曖昧なことを伝えると、もっとご迷惑をおかけしてしまうかもしれません。できるだけ早く、かつ正確な情報をお伝えする判断の塩梅が難しいと感じています。

北村
現場での対応にしても、いますぐ応急処置で復旧させるべきなのか、もしかしたら潜んでいるかもしれないトラブルの真因をじっくり解明するべきなのか、ケースバイケース。お客さまにとって一番いい結果を出せるようにしたいけれど、いつも悩んでしまいますね。

松村
お客さまのご不安に寄り添って、まずは一次回答を出す速度を上げていくといいですよ。分かる範囲で現状をしっかりご説明したり、詳細の回答期限をお伝えしたりするだけで、少し安心していただけるかもしれません。また、正確な答えを導き出すためには、そもそも状況ヒアリングの精度を高めることも大切だなと感じます。

李
フィールドエンジニアは、お客さまにとって「システムの担当医」のような存在だと思います。だからこそ、私たちは言うことの一つひとつに、責任をもたなければなりません。その正確さが、信頼関係にもつながってくると思っています。


早川
並行して、スケジュールを守ることも大切ですね。工場立ち上げなどの大規模プロジェクトでは、予定どおりに進まないこともままあります。でも、自分たちの担当範囲が遅れると、後の工程にも影響が出てしまう。そうした場面は、お客さまと現場作業者の皆さんの間に立つ、私たちの“調整力”の見せどころでもあります。

北村
例えば、複数の業者さんでの作業が同時進行しているような現場では、それぞれの安全基準が異なる場合もあります。TELグループのフィールドエンジニアとして、私たちはどんな状況においても、厳しい安全基準に則って作業を進めていきます。作業の正確性や安全性を守ることも、私たちの大切な役割です。
TELグループだからこそ、大きな挑戦や成長ができる
TELグループという環境だからこそ、フィールドエンジニアとして経験できることはありますか?

李
半導体業界のリーディングカンパニーとして、最先端技術に関われるのはやはり面白いところです。自分が関わっている技術が、いつか製品として世の中に出ていくことを想像すると、ワクワクします。

奥野
最新の技術に関わる仕事をする立場であっても、「テクノロジーの進歩ってすごい!」と思うこと、ありますよね。

北村
私がTELグループで働くことを選んだのは、世界中に拠点があり、グローバルでも存在感を放っているからでした。実際に海外拠点へ出張したり、世界の競合とシェアを争ったりする面白さを体感できています。フィールドエンジニアは、海外志向の方も少なくない職種ですが、この職種は、そんな方々にもってこいの環境だと思いますね。チャンスがあれば、新拠点の立ち上げも経験できると思います。

松村
私も「TELが一番だ」「グローバルリーディングカンパニーだ」という誇りをもって、日々の業務にあたっていますね。他のメーカーには負けないぞという気持ちをもっています。


奥野
今後はこの環境を生かしてさらに専門知識を磨き、いつも適切な説明ができるフィールドエンジニアに成長していきたいです。そうすれば、お客さま側の装置に関する知識も深めていただけますし、より本質的な対話やご提案ができるようになり、貢献の幅が広がっていくはずです。

李
私も、これまでの「広く浅い知識」を「広く深い知識」に変え、なんでも対応できるフィールドエンジニアになりたいですね。定型業務はデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、私たちは現場で活動することに重きを置いていく環境の構築も進めたいと考えています。

早川
それはとてもいいですね。現場訪問こそ、フィールドエンジニアだけの特権。お客さまに寄り添う、地道で、ある意味泥臭い部分もある仕事のなかに、TELが提供できる価値や私たちならではの強みが詰まっています。

北村
早川さんみたいにずっと現場にいた方々が、リーダーやマネジメントとして現場を率いてくださっているのも、TELのいいところですよね。私もお客さまのご要望を真摯に受け止めて、泥臭くやっていきます。

これからTELグループのフィールドエンジニアを目指す方に、メッセージをお願いします。

李
半導体関係の仕事やエンジニアに興味があるけれど、自分がどの仕事に適性があるかわからない……という方には、TELのフィールドエンジニアはとてもおすすめですよ。教育プログラムもしっかりしているし、幅広い業務があるから、自分のやりたいことを見つけられると思います。気になる方は、ぜひ一緒に働きましょう。

奥野
TELグループは研修が手厚いというのは、本当によく聞きますね。あと、動き回るのが好き!という方にもおすすめです。ときには、長丁場のトラブル対応で厳しい現場もあるけれど、その大変さを上回る達成感が味わえますよ!

