2014年3月期 本決算説明会 質疑応答集
減少の方向だが、1300億円以上にはなる見込み。
2014年のWFEは当初の見方から変わっていない。DRAM、NANDは前年比30%以上、ロジックとファウンドリは合わせて5%以上の成長を見込む。
売上認識基準の相違による影響とあわせて、2012年と同等(13.2%)以上に改善すると考えている。昨年発表した中期経営計画にある2017年、WFEにおけるシェア16%の目標に変更はない。
大きな要因は為替換算レートによるもの。メモリ投資比率の上昇により、シリコンエッチ市場が伸びたことも要因である。今後はロジック分野でのRLSA装置のビジネス拡大、NANDにおける工程数拡大を図り、また円安メリットを活かし、1~2年で以前のシェア以上に改善すると考えている。
上期業績予想にはPVE事業の損失約60億円、AMATとの経営統合関連費用約60億円が含まれている。
東京エレクトロン単独の業績見込みにつき、シナジー効果は含まれていない。
CVD装置とエッチャーでお互いにプロセスが見える状態になるので、開発においてもSPEと同様のシナジー効果があると考えている。
先端パッケージング市場の立ち上がり時期は我々の想定よりも遅れているので今回の戦略としては触れていないが、今後パッケージングが伸びるのは間違いないので、積極的に開発を実施していく。
東北大学を中心とする開発や、独自に顧客と進めているMRAM技術の開発は順調に進んでおり、この分野ではかなりリードできると考えている。
昨年より東証に働きかけて継続的にお願いしてきたが、TOPIXに含まれることは難しいのではないかと当社が判断し、本決算の節目で報告した。引き続き東証へ上場し続けることにより、幅広い投資家に魅力ある投資機会を提供したい。