TOKYO ELECTRON LIMITED

投資家向け情報

2015年3月期 第3四半期決算説明会 質疑応答集

2014年10-12月期の受注が、7-9月期と同水準というガイダンスより上振れた要因は?

2014年中頃から活発なメモリ投資が継続しており、10-12月期はDRAM向けが想定よりも多かった。

2015年1-3月期の受注見通しは? またアプリケーション別の傾向は?

SPEは10-12月期とほぼ同水準の見込み。アプリケーション別には大きな変化はなく、メモリ向けの構成比が引き続き高い。

10-12月期の売上は7-9月期より減少しているが、売上総利益率、営業利益率が改善している要因は?

売上総利益率については、工場稼働率と限界利益率が改善している。営業利益率については、売上総利益率が改善したことに加えて、統合関連費用等の販売管理費が7-9月期より減少したため。

技術の変革点としてどのようなものが見えているか?

ロジックにおいては14/16nmのFinFET採用、メモリにおいては3D-NANDの次世代品の量産開始を見込んでいる。またメタル材料の採用が増えてきている。今後も成膜装置やエッチング装置の開発に注力し、将来のシェア拡大を目指している。

アプライド マテリアルズとの経営統合に関し、各国競争法審査に時間を要しているが、一部事業売却等も検討して早期完了を目指すのか?

各国当局と進めているやりとりの具体的な内容については、お答えできない。

1月26日のニュースリリース「中国商務部(MOFCOM)による競争法審査に関するお知らせ」の意味するところは?

引き続き他の各国当局における審査への対応と合わせ、中国商務部との協議は継続される見通しであるということをお伝えした。