2016年3月期 第3四半期決算説明会 質疑応答集
ファウンドリと3D NAND向けが増加。1月受注の前倒しが主な要因。
想定より増えたのはDRAMと3D NAND。7-9月期比ではロジック向けも増加した。
業績予想通りの着地を見込む。
3D NAND向けは確実に増えるので、DRAM向けの減少を補うと見ている。また、ロジックとファウンドリは2015年に投資を抑えたが、2016年は回復してくると見ており、WFE市場は前年より増える可能性もあるだろう。
7割以上あると見ており、その後も増加傾向だろう。
パターニングに限らず、装置群の垣根を越えた提案を求められており、横断的な機能を強化していく。
将来の技術革新において、顧客が課題だと考えている分野を優先する。顧客との共同開発は重要性を増しており、2世代先、3世代先の技術革新の阻害要因を見極め、そこに全てのリソースを投入していく。これまで150ほどの要素技術開発を行っていたが、それらの優先順位を精査し、戦略製品に注力することで開発計画を加速していく。顧客へのソリューション提供と、開発の効率化の両方を実現することが目的である。
現在予算作成中のため、4月の本決算発表までお待ちいただきたい。POR*の獲得が売上に結びつくまでに長い時間を要する場合もあるが、PORは取れており悲観的な材料はないと考えている。
3D NAND投資が伸びることが、2017年3月期の当社業績に悲観的な要素はないと考える背景の一つである。
現時点では2500億円が適切だと考えている。
可能性を否定はしないが、慎重に精査していく。当社は、多岐にわたる技術ニーズに対応できる価値創造企業を目指している。そのために、まずは社内の財産を共有できる運用をする。顧客の課題に対して期待以上の解決策を提案する際に、手段の一つとしてM&Aの可能性も否定するものではない。中期経営計画の達成に向けて必要なものについては、日本メーカーに限らず、ポジティブに考えるべきだろう。
2社のシナジーに対して、当社は十分に対応できるものが構築できると考えている。また、他の検査・分析装置メーカーも含め、全方位で必要に応じてパートナーシップを検討していく。
POR(Process of Record):顧客の半導体製造プロセスにおける装置採用の認定
本内容は、質疑応答のサマリーです。