半導体用語集
ま行
マイクロプロセッサ
- 読み方:
- マイクロプロセッサ
- フルスペル:
- Microprocessor
大型コンピューターで言う中央演算処理装置の機能をひとつのチップ内におさめたLSIで、各種演算や制御機能を持つ。
マルチコアMPU
- 読み方:
- マルチコアマイクロプロセッサユニット
- フルスペル:
- Multi-Core MPU
二つ以上の中央演算回路(コア)を備えた多重回路型のMPU。省電力で高速に計算できる。
マルチチップモジュール
- 読み方:
- マルチチップモジュール
- フルスペル:
- Multi-Chip Module
ひとつの基板上に中央演算処理装置(CPU)や周辺ロジックなど複数のベアチップを高密度実装した電子部品。英語の略からMCMと呼ばれる。既に動作が確認されているベアチップを組み上げるというアプローチなので、一般的にSOCより短期間で1パッケージ化を実現出来ると言われている。高集積化と超短期開発を要する携帯電話でよく使われる。
ムーアの法則
- 読み方:
- ムーアのほうそく
- フルスペル:
- Moore's Rule
「LSIに集積可能なトランジスタの数は、約1.5年で2倍に増える」という技術開発スピードに関する経験則。米インテルの創始者の一人、前会長のゴードン・ムーアによって1965年に提唱された。実際には、2年ごとに倍になったが、現在では微細化のスピードが鈍化しつつある。
メインフレーム
- 読み方:
- メインフレーム
- フルスペル:
- Mainframe
CPUや主記憶装置やチャンネル制御装置、記憶制御装置から成るコンピューターの心臓部のことで、特に大型の汎用機を指す。70〜80年代初めまでは主流であったが、現在はワークステーションやインテルアーキテクチャのパソコンにその地位を譲った。