2025年 東京エレクトロン 共同研究公募制度のお知らせ
– 半導体技術の未来を拓く、独創的な研究テーマを募集 –
東京エレクトロン(本社:東京都港区、代表取締役社長:河合利樹)は、「最先端の技術と確かなサービスで、夢のある社会の発展に貢献します」という基本理念のもと、半導体製造装置メーカーとして、半導体の技術革新への挑戦を続けています。この取り組みをさらに加速させるため、多くの大学や研究機関との連携を深め、産学連携によるオープンイノベーションを積極的に推進しています。
その一環として実施する「2025年 東京エレクトロン 共同研究公募制度」では、半導体技術のブレークスルーや、その先の夢のある社会の発展に貢献しうる革新的な研究テーマを、アカデミアの皆さまとともに推進することを目的として、広く募集を開始いたします。
1. 本公募制度の目的と期待
本制度は、当社のもつ半導体製造装置およびプロセス技術に関する知見・リソースと、大学や研究機関の皆様が有する独創的なアイデアや基礎研究のシーズとを融合させることにより、従来の枠にとらわれない新たな価値創造を目指すものです。半導体産業の持続的な発展と、より豊かな社会の実現に貢献する革新的な技術の創出を期待しています。
2. 募集する研究テーマ
本共同研究公募制度では、以下の研究に関するテーマを幅広く募集します。
・当社製品である半導体製造装置(成膜、コータ/デベロッパ、エッチング、洗浄、プローバ、3次元実装等)および、ディスプレイ製造装置に関する基盤技術や応用技術の研究、特にデバイス・ウェーハ製造プロセスにおける新たなニーズに適合する研究
・上記に関連し、将来的な当社の事業領域への貢献が期待される、独創的かつ挑戦的なアカデミックな視点からのシーズ技術の研究(材料、プロセス、計測、シミュレーション、AI活用等を含む)
3. 応募資格
日本国内の大学、高等専門学校、または公的研究機関に所属する研究者の方
4. 審査の主な観点
ご提案いただく研究テーマについては、主に以下の観点を重視し、総合的に評価・選考いたします。
・当社の事業領域である半導体製造装置技術における技術ニーズとの明確な関連性があること。
・将来的な当社の事業領域への貢献が期待される、独創的かつ将来性のあるシーズ技術に関する研究であること。
・共同研究計画提案書の内容が具体的かつ明確であり、研究計画の妥当性、実現可能性、および研究の継続性の観点から優れていること。
5. 募集要項および応募書類
募集要項、応募書類(共同研究計画提案書)などの詳細は、当社ウェブサイトの「共同研究公募制度」ページよりダウンロードしてご覧ください。
URL: https://www.tel.co.jp/rd/jointresearch/index.html
6. 応募受付期間
2025年7月28日(月)~ 2025年8月12日(火)必着
東京エレクトロンは、本制度を通じて、研究者の皆さまとの対話を深め、互いの強みを活かした共同研究を推進してまいりたいと考えております。皆さまの斬新なアイデアと、未来の半導体技術を切り拓く熱意あるご提案を心よりお待ちしています。