TEL Venture CapitalがSEMICON Westにおいてサステナビリティに関する基調講演に登壇しました。

TEL Venture Capital (以下「TVC」) チームは、7 月 13 日に開催された SEMICON West の「Startups for Sustainable Semiconductors」 (以下「S3」) セッションで高い存在感を示しました。S3プログラムは、半導体事業に新しいサステナビリティ技術を導入する世界トップのスタートアップ企業を探し出し、提携することを目的として、2021年の夏にSEMI会員企業によって開始されました。この取り組みはエネルギー効率、循環性、排出量削減の 3 つの分野をカバーしています。

イベントの冒頭に、TVCのPresidentである圓城寺啓一が基調講演として、世界及び日本のサステナビリティ関連技術で成果を出しているスタートアップ企業との経験から学んだことについて述べました。「今は、スタートアップ企業が半導体分野への参入機会に取り組むのにエキサイティングな時期です。AI、IoT、5/6Gという成長機会に加えて 、環境に優しい半導体製造のために新しいテクノロジーを商品化する機会が今後数多く出て来ます」 と彼は述べました。彼の基調講演へのリンクはこの記事の下にあり、期間限定でオンラインで閲覧可能です。

S3 initiativeには、S3組織委員会によって精査された多くの企業が集まりました。6月6日と8日に行われたオンラインのスピードピッチイベント中に最終候補者が9社に絞り込まれ、SEMIウェブサイトの6月20日の投稿で明らかにされました。その後、ファイナリストはSEMICON Westのプログラムの一環として、7 月 13 日に開催される S3 イベント中にピッチを発表しました。このピッチイベントでは、潜在的な投資家が今日の半導体業界にとって最も関心のある複数の技術の詳細を見ることができました。

その後、S3 組織委員会から選ばれた代表者が、半導体産業のサステナビリティにおけるスタートアップの役割についてのパネルディスカッションに参加しました。TVCからは Brent Elliot がパネルに参加しました。「このイベントは立ち見が出るほど大成功でした。厳選されたスタートアップ企業は関心を持つ多くの参加者と出会い、このパネルディスカッションおよびイベント後のディスカッションは、半導体製造サプライチェーン全体のサステナビリティ向上に対する明確な関心とコミットメントレベルを示す絶好のデモンストレーションとなりました」と彼はコメントしました。

TEL Venture Capital について: TEL Venture Capital, Inc. は、東京エレクトロン株式会社（以下「TEL」）の子会社であるベンチャーキャピタル会社です。 2006年に設立され、本社は米国カリフォルニア州フリーモントにあります。当社はアーリーステージからレイターステージのベンチャー企業に投資しており、これまでに 11 か国で 46 件の投資を行っています。TEL Venture Capital, Inc.は投資先企業をパートナーとして捉え、スタートアップ企業とTELの双方がWin-Winとなるアプローチに注力しています。