投資チームメンバー
白井 浩毅
プレジデント
主な担当範囲
投資判断、グローバル業務マネジメント
白井 浩毅は 1985 年にTEL に入社し、電子部品部門にて勤務した後、1990 年に半導体製造装置 (SPE) 部門に異動しました。
TELが1994年にSPE事業のグローバル化を開始して以降、熱処理部門における製品/技術マーケティングや、製品営業部およびアカウントセールス等さまざまな役職を通して、米国の顧客とのパートナーシップの構築と強化に貢献してきました。
Tokyo Electron U.S. Holdings, Inc.社長およびTokyo Electron America, Inc.の会長も務めています。
慶應義塾大学で経済学の学士号を取得しており、仕事以外では、ゴルフや音楽を楽しんでいます。
佐東 英範
バイスプレジデント &
ジェネラルパートナー
主な担当範囲
投資判断、グローバル業務マネジメント
佐東英範は1992年に東京エレクトロンにエッチングのプロセスエンジニアとして入社して以来、米国をはじめ、英国、ドイツ、フランス、イタリアなどさまざまな顧客をサポートした後、全米のプロセスマネージャーを務めました。また、エッチング装置やプロセス技術の要素開発にも関与し、プロセスとハードウエアの両分野において豊富な知識を得ています。さらに、エッチャーの技術にとどまらず、3次元実装のマーケティングにも携わり、前工程から後工程までの半導体装置技術やインテグレーションに関する知識も深めています。
上智大学理工学部で物理化学の学士号を取得しています。
広瀬 鉄生
USグループディレクター
主な担当範囲
US投資担当、US業務マネジメント
1997年にTELに入社、2007年よりTEL Venture Capital(US)へ異動。ベンチャー投資、戦略的提携、コーポレート企画、新事業企画、様々な分析業務などの20年に及ぶ業務経験を持っています。TEL Venture Capital以前は、TEL赤坂本社、オーステイン・テキサスの米国本社にて勤務していました。現在はシリコンバレーオフィスを拠点とし、スタートアップの発掘、ディユーデリジェンスから投資実行、投資後のサポートまで担当。分野として、半導体プロセス、ディスプレイ新技術、新材料、人工知能、産業技術、メディカルデバイスをカバーしています。特にUSのスタートアップを支援する際、米国の起業家精神、そしてTELの持つ微細加工技術など、両者の強みを生かしたシナジー構築を目指しています。
Brent Elliot
USシニアベンチャーパートナー
主な担当範囲
US投資担当
ブレントは2021年にTEL Venture Capitalに入社しました。主にフロントエンドの半導体資本設備において、テクノロジー企業の設立、資金調達、成長、売却に関する40年の経験があります。
最先端の機器、サブシステム、およびコンポーネントに必要な技術の幅広いバックグラウンドを持ち、100を超える米国および国際特許を保有しています。
ブレントは、新しいテクノロジーを開発して成長市場に適用するための価値ある機会を見出し、ワールドクラスのビジネスの成功に必要なチーム、機能、および関係性の成長を支援することに情熱を注いでいます。
Jacques Berg
EUバイスプレジデント・
ベンチャーパートナー
主な担当範囲
EU投資担当、EU業務マネジメント
Jacques Bergは2015年にTEL Venture Capitalに加わりました。半導体業界で30年以上の経験を積んでいます。TELが1994年に欧州進出して以来、彼は東京エレクトロンで働いており、その後、営業、マーケティング、ビジネス開発を中心に多数の管理職を務めています。TEL Venture Capital入社以前は、スイスのTEL Solar社において全世界に対する販売、マーケティング、事業チームのマネージャーを務めていました。SEMI Europe Strategic Technology CommitteeとSEMI Europe Russia Committeeを含む様々なSEMI Committeeのメンバーでもありました。フランスのグルノーブルに拠点を置き、電子工学のバックグラウンドを持っています。
根本 剛直 博士
ディレクター
主な担当範囲
技術担当
根本 剛直は、2016年にTEL Venture Capitalに加わりました。東京エレクトロンでCVD市場調査および事業開発を10年以上経験しております。またCVD及びエッチング半導体製造装置のプロセス開発のマネージャーとして9年間従事しました。さらに、東北大学特任准教授として半導体製造プロセスインテグレーションの研究開発を行いました。加えてADMETA Plus 2016とIEEE NANO 2016会議の議長を務めました。スタートアップと協力してイノベーションを創り出すことを熱望しており、この業界に新しい価値をもたらすことを望んでいます。
松瀬 公裕
アクセレレーター
主な担当範囲
アクセレレーター、マーケティング担当
松瀬 公裕は2013年にシニアリサーチャーとしてTEL Venture Capitalに加わりました。スタートアップとその市場/アプリケーションを技術的な観点から調査しています。エネルギー貯蔵と半導体を含む太陽光発電(PV)に精通しており、TELのPV事業開発担当ディレクターを担当していました。半導体業界における(特にCVD)セールスディレクター、マーケティングマネージャー、プロセスエンジニアとして20年以上の経験があります。また、韓国で最高の販売実績を上げ優秀社員賞を受賞しました。大阪大学で流体工学シミュレーションの修士号を取得しています。
Dave Hurley Ph.D.
EUシニアベンチャーパートナー
主な担当範囲
EU投資担当
Dave Hurley は、2023 年にシニアベンチャー パートナーとして TEL Venture Capitalに加わりました。彼は、ヨーロッパでの投資、ポートフォリオ管理、スタートアップとのエンゲージメント を担当しています。
また、欧州半導体法に関連する 東京エレクトロンヨーロッパ の公的資金による研究開発および支援活動もサポートしています。
TEL Venture Capital に入社以前は、TEL Magnetic Solutions 社のジェネラル マネージャーを10 年間務めていました。この会社は大学からのスピンアウトとして彼が創業し技術起業家としての道を歩み始め、15 年間にわたってCEO を務めていました。そのキャリアの中で、半導体分野の複数のスタートアップのアドバイザー、メンター、ボードメンバーを務めてきました。
アイルランドのダブリンにあるトリニティ カレッジで物理学の博士号と学士号を取得し、ベルリンのフンボルト大学と日本の東北大学で特別研究員を務めています。
Eyal Shekel
EUシニアリサーチャー
主な担当範囲
イスラエル投資担当
Eyal は、Technion (イスラエル工科大学) で機械工学を修めた後、半導体業界で 30 年の経験を持つベテランです。
TEL入社後は、イスラエルのエリアサービスマネージャーおよびゼネラルマネージャーを務め、その後 TEL ヨーロッパのサービス&サポート業務のシニアマネジメントおよびシニアバイスプレジデント (SVP) を務めました。
2019 年からは、サステナビリティグループを含むTELのグローバルチャレンジを担当するサービス戦略&エクセレンス部門のSVPを務めています。
この間、彼はイスラエルにおける TEL Venture Capital の活動をサポートしており、2023 年 10 月に正式にシニアリサーチャーとして TEL Venture Capitalに加わりました。
三原 毅
ベンチャーパートナー
主な担当範囲
アジア、イスラエル投資担当
三原 毅は2012年にTEL Venture Capitalに加わり、現在はシリコンバレーを拠点に、スタートアップとのコラボレーションを通じたイノベーションの創造に情熱を注いでいます。ベンチャーキャピタリストとして、イスラエル、カナダ、日本、米国において投資実績があり、ビジネスデベロップメントのためにスタートアップとのコラボレーションをマネジメントするなど幅広い経験があります。半導体業界においては、リソグラフィプロセスの事業企画、営業、マーケティングなど10年以上の経験があります。上智大学経済学部で学士号を取得しています。
荒木 孝一郎
ベンチャーパートナー
主な担当範囲
日本投資担当、コントローラー
荒木 孝一郎は2017年にTEL Venture Capitalに加わり、TELとの技術シナジーを持つスタートアップを探求し、成長をサポートし、新しいビジネスの可能性を模索しています。以前は東京エレクトロンのIR活動に4年従事しており、それ以前は情報システム部門で10年以上の経験があります。横浜国立大学で電子情報工学修士号を取得しています。
Sergey Fedotov
USベンチャーパートナー
主な担当範囲
US投資担当
Sergeyは、財務担当役員および取締役会のメンバーとして、高度なディスプレイ、光学および電子材料分野のスタートアップ企業の成長、資金調達、買収に関する10年の経験があります。彼は2023年にTEL Venture Capital に入社し、新技術について学び、それら事業収益まで導くことを追求します。財務経験、経営コンサルティング、およびロンドンスクール オブ エコノミクスで取得した経済学の幅広いバックグラウンドを活用し、ベンチャーパートナーとして、投資先企業を支援すべく、デューデリジェンスとベンチャー投資を、シリコンバレーを拠点に実行します。
小沢 真理子
テクニカルスタッフ
主な担当範囲
技術担当
2003年TEL入社以来20年の半導体前工程装置に関する業務に従事後、2024年TEL Venture Capitalに加わりました。
洗浄装置、エッチング装置などの技術営業・マーケティング、コーポレート部門にて技術リサーチ、コンソーシアム担当、新領域の戦略立案など、幅広く半導体の技術、市場を把握してきました。
青山学院大学経済学部にて学士号を取得、東京理科大学大学院にて技術経営修士号(専門職)を取得しています。
谷原 聡
テクニカルスタッフ
ベンチャーアソシエイト
主な担当範囲
技術担当
谷原 聡は2019年よりTEL Venture Capitalに加わりました。半導体業界での経験が20年以上あります。TELに入社後、主にマイクロ波プラズマを利用したCVD装置、膜質改質装置の開発を担当してきました。
機械設計を中心に真空装置、マイクロ波、ガス及び材料など幅広い技術経験を有しています。1987年に京都大学で機械工学の学士号を取得しています。
小林 浩
テクニカルスタッフ
主な担当範囲
技術担当
小林浩は2024年にTEL Venture Capitalに加わりました。
東京エレクトロンで、半導体の成膜装置のプロセスエンジニアとして30年以上の経験があります。
要素技術の差別化評価および実用化判断を担当し、その先にあるプロセス開発、装置への実装、顧客現場での量産サポートまで幅広い技術経験を有しています。
工学院大学工学部で学士号を取得しています。
新関 智彦 博士
テクニカルスタッフ
ベンチャーアソシエイト
主な担当範囲
日本投資担当、技術担当
新関 智彦は2022年よりTEL Venture Capitalに加わりました。大学・研究機関での経験が10年以上あります。TELに入社後は、主に高密度プラズマを利用した深穴エッチング装置のプロセス開発を担当してきました。
これまでのキャリアを通じて真空装置、金属・酸化物・半導体の超薄膜形成および微細加工、さらに電子・スピン・結晶・ナノ構造の解析など幅広い技術経験を有しています。2005年に東北大学で応用物理学の博士号を取得しています。
山田悠策
ベンチャーアソシエイト
主な担当範囲
日本投資担当
山田悠策は2024年にTEL Venture Capitalに加わり、スタートアップの発掘を行っています。
以前は東京エレクトロンの事業企画部門にて、複数装置にわたる市場分析、事業戦略の立案、および重要顧客とのパートナーシップ強化に従事していました。
都留文科大学文学部で学士号を取得しています。
Alan Park
リサーチャー
主な担当範囲
韓国投資担当
Alanは、TEL Koreaで7年間、新技術やTELエンジニアリングとの協業を経験した後、2024年に韓国のスタートアップのリサーチャーとしてTEL Venture Capitalに加わりました。
彼は、韓国の大手半導体チップメーカーで装置・部品・材料の専門家として20年以上の経験を持ち、装置だけでなく、サブシステム、部品、ソフトウエアの豊富な経験を持ち、高付加価値市場の発掘と成長に精力的に活動してきました。
韓国の漢陽大学で機械設計を専攻しました。
Douglas R.Vreeland
コーポレートセクレタリー
Douglas R. (“Doug”) Vreelandと彼のチームは、投資活動に関連するデューデリジェンス、CFIUS レビュー、およびその他の法的業務で TEL Venture Capitalを支援しています。
彼は、弁護士として 25 年の経験があり、米国で最大級の法律事務所のアソシエイト、フォーチュン 50 企業法務部門の IP 訴訟担当者及びユニコーンスタートアップ テクノロジー企業の社内弁護士としての経験があります。
彼はまた東京エレクトロンの米国法務部門を率いていて、経験豊富な技術弁護士や法的ニーズの管理を担当する専門家チームを監督しています。
島崎 直樹
チーフ投資弁護士
島崎 直樹は、コーポレート財務担当弁護士としての40年の経験を活かして、TEL Venture Capitalのチーフ投資弁護士として、投資に関する法的な審査を監督します。彼は 1998 年以来、300 件を超えるベンチャー キャピタルによる資金調達と数十件の買収において投資家やスタートアップにアドバイスをしてきました。米国で最大級の法律事務所で東京に8年間勤務し、そのうち最後の3年間は同事務所のマネージング・パートナーを務めました。現在TEL Venture Capital での業務とともに、医療診断技術企業の CFO の職務を兼務しています。UCLA で法学博士号と MBA を取得しています。
Maria Alonso
法務スタッフ
Maria Alonso は、デューデリジェンス、投資取引及び米国外国投資委員会(CFIUS)に関する潜在的な国家安全保障上のリスクについてTEL Venture Capitalに助言しています。
彼女はまたTokyo Electron U.S.Holdings,Inc. の国際貿易およびコンプライアンス弁護士です。彼女は、輸出管理規則 (EAR)、経済制裁、米国関税法および規制、CFIUSを含む、幅広い国際貿易および国家安全保障の問題について TEL に助言しています。
Sandra Rifai
在ボストン
リージョナル・アドバイザー
Sandra Rifai は、マサチューセッツ・ボストン近辺にて、先端材料、エレクトロニクス、バイオテクロジー、センサーなどの分野の様々なスタートアップに対するコンサルタントに従事して来ました。特に、技術と市場の両方を深く洞察するスキルを持ち、さまざまな技術の商品化をサポートしてきました。SandraはOttawa大学(カナダ)にて物理化学の博士号を取得、MITでの博士研究員の経験も持っています。
柴田 英毅
コンサルタント
柴田 英毅は2021年よりTEL Venture Capitalに加わりました。半導体デバイスメーカーの研究開発部門で約40年の経験があります。これまで、数世代にわたって高性能ロジックデバイス及び大容量NANDフラッシュメモリ向けのバックエンドプロセスの開発や微細化によらない付加価値創出を目指したMore than Moore領域の革新的新機能デバイスの開発を統括して来ました。専門分野として、半導体デバイス技術、半導体集積回路技術、多層配線形成技術、三次元集積化技術、MEMSセンサー技術、ナノバイオ技術、光伝送技術まで幅広くカバーしています。その関連で、官民プロジェクトの社内責任者やコンソーシアムの社外委員を数多く歴任して来ました。さらに、現在、名古屋大学、慶応義塾大学、芝浦工業大学の客員教授も務めています。