Tokyo Electron Singapore (TSI)は在宅看護財団と協力し、シンガポール各地の在宅患者に福袋を配布しました。福袋は、シャワージェルからミロの麦芽飲料、麺類、ビスケットなどの生活必需品の詰め合わせです。
TSIが在宅看護財団と協力して福袋を配布するのは、今年2回目。1回目は2023年2月の中国の正月に行われ、社員ボランティアが直接在宅患者に福袋を届けました。中国の正月として知られる春節は、人々が新しいスタートを切り、繁栄、富、そして幸せへの新たな希望を迎える象徴とされています。私たちはこのお祭りの機会に、シンガポールの在宅介護患者40人を支援、訪問し、福袋を配布しました。これらの在宅介護患者は在宅看護財団の援助を受けた方々です。
祝祭の時期であったため、福袋には日用品だけでなく、元気が出る燕の巣やラブレター、クイ・バウルなど、祭りの季節に大切な人と楽しんでもらうためのいくつかの中国の正月のお菓子も丁寧に選ばれていました。その他にも、社員ボランティアが在宅介護患者を直接訪問するため、1軒につき2個の甘いマンダリンオレンジを中国新年のオレンジ袋に入れて準備しました。マンダリンオレンジを贈る伝統は広東語で「ソンガム」とも呼ばれ、これは「金を贈る」という意味があり、相手に幸福と繁栄を与える象徴とされています。社員ボランティアはまた、看護師から在宅患者と会話をするよう強く勧められました。在宅患者の中には一人暮らしの人もいて、誰かが訪ねてきて話をするだけで、その日が楽しくなることもあるからです。
第1回目の福袋配布は大成功で、社員ボランティアから大きな反響がありました。社員ボランティアは、セッション全体がとても有意義で感動的なものだったと感じたようです。また、このようなボランティア活動に、自分の子供など家族も一緒に参加できたらいいのにという声もありました。私たちは、子どもたちが小さい頃から共感する心を育むことは良いことだと考えました。そこで、2回目の福袋配布では、社員の家族や友人にもボランティアの参加を呼びかけました。また、福袋配布の対象者を前回の40名から150%増やし、シンガポール全島で100名に配布しました。
全体として、社員ボランティアはこのセッションを非常に有意義なものと感じ、周囲の人々により共感し、感謝することを学び、目を見開かされました。近い将来、より多くの在宅ケア患者を支援し、彼らの生活に良い影響を与えられることを願っています。


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