TOKYO ELECTRON LIMITED

Tokyo Electron Koreaと一緒に楽しむDream Up半導体キャンプ

Culture

クリーンスーツを着用して半導体製造の実習室を体験する生徒たち

東京エレクトロン(以下: TEL)は、半導体製造装置メーカーのリーディングカンパニーとして、「半導体の技術革新に貢献する夢と活力のある会社」というビジョンのもとで、事業活動のみならず、ステークホルダーとの信頼関係を深め、社会課題の解決と地域社会の発展に貢献することを目指している。その一環として、「TEL FOR GOOD™」というブランドネームで、グローバルに社会貢献活動をおこなっている。今回はTokyo Electron Korea(以下: TEL Korea)が実施するTEL FOR GOOD活動のイベントレポートをお届けする。

4年連続開催 体験しながら楽しく学ぶ「Dream Up半導体キャンプ」

TEL Koreaは、韓国の京畿道龍仁市にある檀国大学校 竹田キャンパスで「第4回 Dream Up半導体キャンプ」を開催した。Dream Up半導体キャンプは、TEL Koreaが運営する小学生向けの半導体体験教育プログラムだ。半導体の基礎知識からプロセス実習まで、幅広い体験を提供し、大きな反響を得ている。今回は、小学校5年生と6年生 合計40名の生徒が参加し、講義や体験学習などがおこなわれた。

社内公募で選ばれたTEL Koreaの社員は講師として授業を担当した。現職者としての知見を生かし、半導体について小学生が楽しく学べるように資料を準備し、分かりやすく説明した。

「クリーンスーツを着るところから楽しい!」実習の時間

この日の授業は、半導体の歴史、半導体の基礎知識、動作原理、製造プロセス、半導体チップがつくられるプロセスに関する基礎理論の説明からスタートした。生徒たちは社員講師の説明を熱心に聞き、授業の内容を少しも逃すことがないように、積極的に参加する姿勢を見せた。

続いて、生徒たちは実習室に移動し、半導体製造プロセスについて学んだ。クリーンスーツ、専用靴、マスクを着用し、不純物を除去するためのエアシャワーを浴び、実際のエンジニアと同じクリーンルームでの製造環境を体験した。生徒たちは、フォトリソグラフィ、洗浄、エッチングなどの半導体の製造プロセスを見学し、一連の工程を経てつくられた半導体の微細パターンを顕微鏡で確認した。製造過程を実際に見たことで、体験型教育の大切さを実感できたようだ。

TELオリジナルコンテンツ、YouTuber、装置模型など、充実のコンテンツ!

体験学習を終えた生徒たちは、サイエンス系オピニオンリーダーで、人気YouTuberの「EXO(エクソ)先生」(Lee Sunho氏)がおこなう元素と周期表、半導体についての授業に参加した。TELのオリジナルコンテンツ「AR元素周期表」も資料として活用し、生徒たちはARアプリを通じて周期表を学び、クイズを解きながらサイエンス思考力の習得に挑戦した。また、TELのエッチング装置「Tactras™」のブロック模型を組み立てる作業も、楽しみながら取り組んでいた。小学生の目線に合わせた半導体製造装置の解説によって、生徒たちは自ら好奇心をもって、装置の構造や機能を学習していた。

サイエンス系人気YouTuber「EXO先生」の授業
TELオリジナルコンテンツ「AR元素周期表」を使った学習
TELの「Tactras™」の装置模型を組み立てる生徒たち

参加した生徒の感想
「クリーンスーツを着て、ウェーハを触ったり、洗浄するところを見学したり、装置の模型を組み立てたりしながら、半導体をより身近に感じることができました。直接目にしたり触れることで、難しく思えた内容が、よりよく理解できました。」

TEL Korea社員の感想
「生徒たちの積極的な参加のおかげで、プロセス体験も含め、充実した教育をおこなうことができました。このキャンプに参加した皆さんが、未来の半導体人材に成長する出発点となることを願っています。」

Dream Up半導体キャンプは、TELグループの社会貢献活動「TEL FOR GOOD」の一環として、TEL Koreaが「技術革新」および「地域社会との共有価値の創造」に貢献するために運営している。TEL Koreaでは、今後も青少年のサイエンス教育や、半導体の普及を目的としたCSR活動をおこなっていく。


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