生産×物流機能を融合
東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北生産・物流センター
Culture
岩手県奥州市に新設された東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北生産・物流センターは、生産設備と物流倉庫を組み合わせたハイブリッド型物流センターだ。生産と物流の効率化を進め、将来的には「ものづくりのデジタルトランスフォーメーション(DX)化」を目指している。
東北生産・物流センター建設の狙い
東北生産・物流センターは、各地に点在していた外注製作拠点と部材倉庫を1か所に集約した。広範に広がっていた物流ネットワークをまとめることで、サブアセンブリの部品保管、配送、組み立ての機能が1拠点で完結できる。また、一気通貫でデジタル化や自動化を推進し、生産性の飛躍的な向上も期待される。
今後予想される半導体市場の拡大に伴う、事業成長を支えられる生産能力を実現するだけでなく、全体的な物流コストと、物流効率化によるCO2排出量の大幅な低減が可能だ。
東北生産・物流センターの特長
1.生産拠点の集約
生産拠点の集約により、配送動線の短縮・削減、トラック便数の削減、倉庫賃貸費用の削減、省人化を実現。
2.内製化拡大
サプライヤーの集約によって、物流のリードタイムを大幅に削減。急激な生産変動にも対応可能な体制を構築。
3.物流革命
高密ストレージ、高スループット、柔軟なマルチロボットにより、生産変動に追従した超大量の入出庫を実現。物流エリアは、トラックヤードも含め、大型シーリングファンを導入。酷暑でも極寒の気候でも、快適な作業環境を整えている。
4.Smart Factoryの実現
将来的には、マルチロボットによる自動倉庫導入を計画している。今後、データ収集・活用を通じて、AI自律型ロボットによる製造作業の実現を目指す。
ものづくりのDX化を体現する拠点へ
従来は人手でおこなわれていた、倉庫内での入出庫に伴うピッキング作業などに代わり、自動化を進めることで、社員は新しい情報のインプットやアイデアの創出など、未来を描くための時間に充てる。
将来的には、人型ロボットなどを活用したものづくりの完全自動化を目指す。これにより、生産能力を大幅に向上し、半導体市場の成長に今後20年は対応が可能だ。
東北生産・物流センターは、倉庫や製造拠点として、物の保管効率や作業効率の向上にとどまらず、ものづくりのDX化を体現する拠点として、TELグループ全体でのデジタル化推進に貢献していく。