TOKYO ELECTRON LIMITED

東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北生産・物流センター竣工のお知らせ

東京エレクトロン (TEL、東京都港区、社長:河合利樹) は、開発・製造子会社である東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ(岩手県奥州市)において建設していた東北生産・物流センターが完成し、本日、竣工式をおこないましたことをお知らせいたします。

本施設は、生産設備および物流倉庫を組み合わせたハイブリッド型物流センターです。県内外に点在していた物流倉庫を集約し、生産の効率化を図ることでリードタイムを短縮するとともに、人材供給力不足への対応、BCP対応など生産・物流現場の課題を解決し、柔軟性、効率性、対応力の強化を図ります。

将来的には、マルチロボットによる自動倉庫を実装します。物流エリアから出庫された部材を無人搬送車で生産エリアへ搬送し、モジュール組立から検査・梱包までの一貫工程を効率的に実施します。これにより、動線の最適化とリードタイムの大幅短縮を実現します。さらに、省エネ機器の導入によりエネルギー消費量を削減し、倉庫を集約することでトラック移動距離の短縮を実現しCO₂削減にも貢献します。

世界的なデジタル化と脱炭素化社会を背景に、急速な技術革新が続き、東京エレクトロン テクノロジーソリューションズが開発・製造する成膜装置は、今後も大きな成長が見込まれています。東北生産・物流センターの建設により、拡大する市場と多様化する技術ニーズに応え、生産・物流機能の集約を通じて製品をタイムリーに提供することで中長期的な持続的成長と社会の発展に貢献します。

当社はこれからもBest Products、Best Technical Serviceを常に追求し、お客さまとともにデジタル化と脱炭素化の両立に不可欠な半導体の技術革新を追求し続けます。

<新棟の概要>
所在地:岩手県奥州市江刺岩谷堂字袖山いわやどうあざそでやま11番地1(江刺フロンティアパークⅡ内)
延床面積:約58,000m²
構造:鉄骨造/全免震構造
階数:地上4階
着工:2024年3月
建設費用:約240億円 
用途:熱処理成膜装置・枚葉成膜装置の製造、物流倉庫

<東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社 事業概要について>
本社 (藤井事業所) :山梨県韮崎市藤井町北下条2381-1
事業所:穂坂、東北、府中、名古屋サテライト、みなとみらい、札幌
事業内容:熱処理成膜装置、枚葉成膜装置、ガスケミカルエッチング装置、テストシステム、FPDプラズマエッチング/アッシング装置の開発・製造

東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ 東北生産・物流センター

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