東京エレクトロン宮城 新開発棟竣工のお知らせ
東京エレクトロン (TEL、東京都港区、社長:河合利樹) は、開発・製造子会社である東京エレクトロン宮城(宮城県大和町)に建設していた新開発棟(名称:第3開発棟)が完成し、本日、竣工式をおこないましたことをお知らせいたします。
今後、デジタル社会への移行による技術革新に伴い、半導体市場は大きく成長することが予想されています。東京エレクトロン宮城が開発・製造しているエッチング装置は、半導体の線幅がより小さく、また多様化、複雑化する中で、技術革新の要として繰り返しおこなわれるパターニング技術*の進化とともに、大きな成長が見込まれています。
新開発棟は、次世代開発のあり方を実現するため、安全・品質・環境を優先とした開発はもちろん、デジタル技術活用による開発の高度化や高効率な開発オペレーションをおこないます。そして、お客さまが求める付加価値が高く高品質な製品を、よりタイムリーに提供することを通じて、中長期における持続的な成長と社会の発展に貢献します。
当社はこれからもBest Products、Best Technical Serviceを常に追求し、お客さまとともにデジタル化と脱炭素化の両立に不可欠な半導体の技術革新を追求し続けます。
TELは成膜、塗布・現像、エッチング、洗浄というパターニングの連続した4つのキープロセスに製品をもつ、世界で唯一の半導体製造装置メーカーです。
<新棟の概要>
所在地:宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ1番
延床面積:約46,000㎡ *付帯設備エリア除く
構造:鉄骨造/全免震構造
階数:地上3階
着工:2023年6月
建設費用:約520億円
用途:プラズマエッチング装置など半導体製造装置の開発
<東京エレクトロン宮城 事業概要について>
本社 (大和事業所) :宮城県黒川郡大和町テクノヒルズ1番
事業所:穂坂
事業内容:プラズマエッチング装置の開発・製造
