TOKYO ELECTRON LIMITED

Gender

性別に関わらず、誰もが働きやすく、高いモチベーションをもてる職場を創出し、人材の多様性を競争力につなげる環境づくりを進めます。

最初のステップとして、社員・管理職の女性比率への課題から、
マイノリティの中のマジョリティである「女性」という視点での取り組みを重点的に推進しています。

データで見るGender

男女比率

(TELグループ全社)

TELグループ全社の男女比率のグラフ。男性85.68%、女性14.32%。

2023年3月期

男女比率

(日本)

日本の男女比率のグラフ。男性84%、女性16%。

2023年3月期

女性管理職比率*

(2027年3月期までの目標)

女性管理職比率の目標数値のグラフ。女性管理職比率について、日本は2023年3月期の2.7%から2027年3月期までに5.0%に、グローバルでは2023年3月期の5.7%から2027年3月期までに8.0%にする目標を掲げています。 女性管理職比率の目標数値のグラフ。女性管理職比率について、日本は2023年3月期の2.7%から2027年3月期までに5.0%にする目標を掲げています。 女性管理職比率の目標数値のグラフ。女性管理職比率について、グローバルでは2023年3月期の5.7%から2027年3月期までに8.0%にする目標を掲げています。

*高度専門職を含む

Genderの取り組み

キャリアデザインセミナー for Women

キャリアデザインセミナー for Womenとは、グローバルの全女性社員を対象にキャリアについて考える機会を提供し、主体的なキャリアデザインの推進を目的とした研修です。
キャリアを主体的に考えることに対する障壁を取り払い、未来を考える土台をづくりをゴールに設定したプログラムを実施します。

キャリアデザインセミナーの様子(2023)

参加者の声

主体的なキャリアデザインの必要性の理解につながり、満足度100%でした。参加者からは、ジェンダー問わず、多様な人が活躍できるように組織文化の醸成や働き方の選択肢を増やすこと、主体的なキャリアデザインを支援する仕組みや周囲の理解などが必要との意見が出ました。

パネルディスカッションでは、実体験に基づく貴重な話が聞け、刺激を受けました。他拠点で働く社員と話す機会にもなり、今後仕事を進める上でも参考になる話ができました。

自分の積んできたキャリアは、無駄にはならないという気づきがありました。今回の研修を経て自分のやりたい仕事に近づけたこともあり、自己理解を深められて良かったと思いました。

J-Win(女性リーダー育成選抜外部研修)

J-Win(女性リーダー育成選抜外部研修)とは、ダイバーシティマネジメントの推進を支援し、企業の競争力強化に貢献するというミッションのもとに活動するNPO法人です。会員企業から管理職または管理職候補の女性メンバーを選出し、1年間の活動を通じて自身のキャリアデザイン意識を確立することを目指します。2021年度のJ -Winは、研修参加企業150社の約250名で活動をおこない、TELグループから22年と23年に合計16名の社員が参加しています。
J-Winでは「キャリアアップ意識の確立」「リーダーマインドの醸成」「問題解決能力の養成」などを目的とし、講演会やグループワーク、通年を通した研究活動がおこなわれています。

TEL-WIN

TEL-WINとは、2021年より発足した、外部研修 J-Winへ参加者と人事部の有志の社員で構成されるDE&I推進グループです。研修参加により得たものを取り組みとして生かしたい、という想いから発足しました。
多様な人材が働きやすく、やりがいをもって働ける組織をつくることを目標に掲げ活動しており、ダイバーシティについての職場での意識醸成や理解の促進と、社会的背景や女性管理職比率向上の経営目標の観点から、まず最初のステップとしてマイノリティの中でのマジョリティである「女性」にフォーカスした活動に取り組んでいます。今後は対象をさらに広げ、多様性の拡大とすべての社員がいきいきと働ける環境づくりを目指します。

Employee Resource Group*の取り組み

  • W-ing

    職種を問わず部署内に所属する女性が集い、互いに相談できる関係を築く場を提供することを目的に生まれたワーキンググループです。採用活動への参加やイベントの企画・運営、勉強会の開催などをおこなっています。

  • DRIVE

    「誰もが活躍できる会社を目指し、高い付加価値と利益を生み出す」というビジョンのもと集まった日本各拠点のエンジニアに加え活動に賛同する社員で構成されるワーキンググループ。DE&Iの意識を醸成し、最終的に技術革新と会社の成長に繋げることを目的に活動しています。

  • TEL U.S. Women’s Network

    女性をエンパワーメントし、個々のビジョンを達成するため、プロフェッショナルとしての成長と、コラボレーションを促すフレームワーク強化を推進するワーキンググループです。

  • TEL U.S. PRIDE Alliance

    LGBTQIA+の社員に影響を与える問題について、学びの提供と情報共有をミッションとして活動しているワーキンググループです。

*ERG:有志の社員で結成されたグループ。

制度

LGBTQ相談窓口

社外にLGBTQ相談窓口を設置し、プライバシーに配慮しながら、心理的安全性高く、誰もが働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。

同性パートナー定義制定・慶弔関係適用開始

同性パートナー定義を制定し、慶弔見舞金・結婚祝金/死亡弔慰金・慶弔休暇の慶弔関係の適用を開始しました。

配偶者転勤の際の休職制度

配偶者の転勤に同行を希望する社員に対して、休業を認める配偶者転勤時休職制度を導入しています。

外部評価

「PRIDE指標2024」ロゴ

「PRIDE指標2024」にてゴールド認定を取得

当社および国内グループ会社*は、「PRIDE指標2024」において初めての申請でゴールド認定を取得しました。「PRIDE指標」は一般社団法人work with Prideによる職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取り組みを評価するものです。

認定会社:東京エレクトロン株式会社、東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社、東京エレクトロン九州株式会社、東京エレクトロン宮城株式会社、東京エレクトロンFE株式会社、東京エレクトロンBP株式会社

ブルームバーグ社「ブルームバーグ男女平等指数(GEI)」ロゴ

ブルームバーグ社
「2023年男女平等指数」

ジェンダーに関する情報開示と男女平等の取り組みに優れた企業が選出される「ブルームバーグ男女平等指数(GEI)」に選定されました。2023年は、45の国・地域に本社を置く484社が選定されており、当社の男女間賃金分析やD&Iの取り組み、女性向けSTEM教育プログラムへの協賛などが評価されました。