No.007 ”進化するモビリティ”
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新しいアイデアが形になりやすい時代

シニアカーも電動車いすと同様、デザインの洗練と小型が進んでいる。台湾発で世界29カ国で展開している「Luggie(ラギー)」は、トラベルスクーターの名称で販売される。幅66cm、20秒で折り畳めるのがメリット。重量27.5㎏の本体をトラベルカートのように引っ張って移動することが可能だ。ノーパンクタイヤの採用も実用性に優れている。

フリーライダー「Luggie」の写真
[写真] フリーライダー「Luggie」

2014年9月、東京・日本橋の三越百貨店で催された「暮らしの歩き方」展では、WHILLとともに店内で試乗ができ、乗ったまま買い物が楽しめた。この催しは「パーソナルモビリティがライフスタイルをどう変えていくか」がテーマ。三越のフロアは従来からバリアフリー対応が進んでいて、車いす同士もスムーズにすれ違えるような広さがある。

もう1つ試乗できたパーソナルモビリティが「walking bicycle club(ウォーキングバイシクル)」。歩くようにペダルを踏んで進む、立ち乗り型の電動アシスト付き自転車だ。手がけているのは岡山の自動車部品メーカー、片山工業。

片山工業「walking bicycle club」の写真
[写真] 片山工業「walking bicycle club」

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