2004.09.07

会計方針の変更および業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、平成16年7月30日に会計方針の変更内容および業績予想への影響額が確定次第速やかにご報告する旨をご案内させていただいておりますが、本日開催の取締役会において、会計方針の変更およびこれに伴う業績予想の修正内容につきまして下記のとおり決定いたしましたので、お知らせいたします。




1.会計方針の変更
 当社においては、昨年来、事業構造改革として企業体質強化のための多くの諸施策を実施してまいりました。これらは着実に収益性の向上、資産効率の改善等の成果として表れつつあります。今後は更なる体質強化に向けて、従来の事業構造改革に加え一歩進んだ施策を実施してまいります。その一環として近い将来会計基準の国際的調和が一層高まると想定されている状況を踏まえ、当社の会計方針を一部変更することといたしました。この変更は当社の会計情報をより適正化することにより、更なる財務体質・収益構造の強化を図るためのものであります。


(1)収益認識基準の変更
半導体製造装置およびFPD製造装置の収益認識基準については、従来、出荷基準によっておりましたが、当事業年度(平成17年3月期)から、原則として設置完了基準に変更いたします。この変更は、出荷から設置完了にいたる期間の長期化傾向が顕著になってきたことならびに出荷後の業務プロセスの見直しにより設置完了に関するデータが整備されてきたことから、収益の実態をより適切に反映させるために行うものであります。
この変更により、平成17年3月期中間期においては、単独で売上高は730億円、経常利益及び税引前当期純利益は135億円、連結で売上高は730億円、経常利益及び税金等調整前当期純利益は183億円、それぞれ減少する見込みとなっております。また、平成17年3月期通期においては、単独で売上高は800億円、経常利益及び税引前当期純利益は170億円、連結で売上高は800億円、経常利益及び税金等調整前当期純利益は198億円、それぞれ減少する見込みとなっております。
 
(2)製品保証引当金の計上
半導体製造装置およびFPD製造装置に係る保証期間中のアフターサービス費用については、従来、支出時の費用として処理していましたが、当事業年度(平成17年3月期)から過去の支出実績を基準にして算出した見積額を製品保証引当金として計上することに変更いたします。この変更は、過年度のアフターサービスにかかる費用の実績データが整備され蓄積されたこと、また、顧客満足度という観点からも当該アフターサービスの重要性が増してきており、アフターサービス費用を製品販売時の収益に対応させることによって期間損益の適正化を図るために行うものであります。
この変更により、平成17年3月期中間期においては、単独で経常利益は 50億円、税引前当期純利益は125億円、連結で経常利益は42億円、税金等調整前当期純利益は112億円、それぞれ減少する見込みとなっております。また、平成17年3月期においては、単独で経常利益は60億円、税引前当期純利益は135億円、連結で経常利益は52億円、税金等調整前当期純利益は122億円、それぞれ減少する見込みとなっております。


2.業績予想の修正
〔連結業績予想の修正〕
a. 平成17年3月期中間期(平成16年4月1日 ~ 平成16年9月30日)
(単位:百万円、%)
     売上高経常利益税金等調整前当期純利益当期純利益
前回発表予想(A)
(平成16年7月30日発表)
350,00038,00037,50033,000
今回修正予想(B)277,00015,5008,0002,500
増減額(B-A)△ 73,000△ 22,500△ 29,500△ 30,500
増減率△20.9%△59.2%△78.7%△92.4%
(ご参考)平成16年3月期中間期実績221,416△ 5,624△ 8,593△ 9,806


b. 平成17年3月期通期(平成16年4月1日 ~ 平成17年3月31日)
(単位:百万円、%)
     売上高経常利益税金等調整前当期純利益当期純利益
前回発表予想(A)
(平成16年7月30日発表)
700,00085,00084,50067,000
今回修正予想(B)620,00060,00052,50060,000
増減額(B-A)△ 80,000△ 25,000△ 32,000△ 7,000
増減率△11.4%△29.4%△37.9%△10.4%
(ご参考)平成16年3月期通期実績529,65321,16714,9358,297
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 336円 91銭



〔単独業績予想の修正〕
a. 平成17年3月期中間期(平成16年4月1日 ~ 平成16年9月30日)
(単位:百万円、%)
     売上高経常利益税引前当期純利益当期純利益
前回発表予想(A)
(平成16年7月30日発表)
300,00023,50023,00023,000
今回修正予想(B)227,0005,000△ 3,000△ 1,000
増減額(B-A)△ 73,000△ 18,500△ 26,000△ 24,000
増減率△24.3%△78.7%
(ご参考)平成16年3月期中間期実績175,163 △ 4,437△ 4,353△ 4,362


b. 平成17年3月期通期(平成16年4月1日 ~ 平成17年3月31日)
(単位:百万円、%)
     売上高経常利益税引前当期純利益当期純利益
前回発表予想(A)
(平成16年7月30日発表)
600,00047,00046,50040,000
今回修正予想(B)520,00024,00016,00036,000
増減額(B-A)△ 80,000△ 23,000△ 30,500△ 4,000
増減率△13.3%△48.9%△65.6%△10.0%
(ご参考)平成16年3月期通期実績433,7088,2944,3573,778
(参考)1株当たり予想当期純利益(通期) 202円 15銭


 なお、今回の会計方針の変更を反映した上で、当事業年度の業績見通しを検討した結果、第40期末(平成15年3月期末)に取崩しを行った繰延税金資産を当事業年度末において再計上する見込みが立ったことから、これを含め法人税および法人税等調整額の見積りを改めて行い、当期純利益の予想に反映しております。


以上


(注)業績見通しに関する記載内容につきましては、国内および諸外国の経済状況、各種通貨の為替レートの変動、業績に影響を与えるその他の要因等現時点で入手可能な情報をもとに、当社が合理的であると判断した一定の前提に基づいております。
 これらは、市況、競争状況、新製品の導入およびその成否、ならびに半導体関連業界の世界的な状況を含む多くの不確実な要因の影響を受けます。従って、実際の売上高および利益は、記載されている予想数値とは大きく異なる場合がありますことをご承知おきください。