従業員の安全のために

事故防止のための取り組み

東京エレクトロンは、従業員やお客さまなど事業に関わるすべての方々の安全を確保するため、労働災害防止活動に力を入れています。

各事業所では、安全衛生委員会を毎月開催し、安全巡視や職場の安全・従業員の健康に関する対応を協議しています。さらに、製造拠点においては、各部の代表者が少なくとも月一回安全巡視を行い、自主的に問題を解決する体制を構築しています。

また、OHSMS*に準じたマネジメントシステムにより作業現場の潜在的なハザードを顕在化・分析し、その知識をグループ全体で共有しています。作業を行う際には、事前に作業内容に関するリスクやミス防止の対策について作業員全員で共有し、作業中も作業リーダーが現場全体を確認することによって、事故の原因となる「不安全な状態や行動」を排除しています。また、作業前の準備不足時や作業中の計画外事象発生時に、作業を一時停止し対策を実施するストップワーク活動を強化しています。さらに、安全管理担当者がハザードへの対処を指導し、作業員の安全意識向上に努めています。

* OHSMS: Occupational Health and Safety Management System の略。トップの定める安全衛生方針の下に、PDCA(計画-実行-評価-改善)という一連のプロセスを定めて、安全衛生管理を自主的に実施・運用することにより、労働災害の潜在的危険を低減し、安全衛生管理水準の向上を図る経営の仕組み

安全教育

当社では二つの教育プログラムを世界共通で展開することで、安全な職場づくりを進めています。一つは従業員全員を対象とする「基礎安全」の教育です。入社時に導入教育として、その後は3 年に1 度のペースで内容を更新し教育を実施しており、累計で4万名以上が受講しています。もう一つは、製造現場やクリーンルーム内での作業者に向けた「上級安全」の教育です。対象者は、毎年受講することが求められます。その他、事故撲滅への取り組みとして、統計的にも効果が実証されている手法である危険予知トレーニングやウェブ教育13 コース* を国内外の拠点で展開しています。また取引先さまに対しても安全に関する情報を提供し、事故防止に向けた取り組み推進を支援しています。

* ウェブ教育13 コース: 「装置間違え事故防止」「開口部転落事故防止」「ストップワーク」「駆動部挟まれ事故防止」「腰痛事故防止」「指差呼称」「薬液被液防止」「作業安全規則」「作業安全規則細則」「事故報告規程」「危険予知トレーニング」「エルゴノミクス事故対策」「ストップワーク基準」をテーマとする教育コース

事故発生時の対応

当社は、事故が発生した場合、すべての事故に対して原因を分析し、対策を講じています。主原因だけでなく、当事者・設備・環境・共同作業者・管理面など、多角的に原因分析を実施し、その結果を安全推進会議などの場を通じてグループ会社全体で共有し、事故再発防止に努めています。

人身災害事故のうち特に重度の人身事故になりうる事故に関しては、「重点管理人身事故」と位置づけ、状況・原因・対策を統括する役員に報告し、特に重要な案件については社長まで報告しています。また、EHSグローバル会議で情報を共有することで、全社的な事故防止を推進しています。